GPU で強化される機能について(Photoshop CS4/Adobe Bridge CS4)
この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。
日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。
内容 (What's Covered)
この文書は、Adobe Photoshop CS4/Photoshop CS4 Extended および Adobe Bridge CS4 で、GPU サポートにより強化される機能について説明します。
A. GPU 機能のリスト
以下の機能は、Adobe Photoshop CS4 における OpenGL/GPU 強化機能です。
- すべてのズームレベルにおけるスムース表示
- アニメーションズーム
- ワンストップズームのトランジションアニメーション
- 画像のハンドトス
- バーズアイビュー
- カンバスの回転
- 非正方形ピクセル画像のスムース表示
- ピクセルグリッド
- カラーマッチを GPU に移動
- GPU 経由でのブラシ先端編集描画のフィードバック
以下の機能は、3D GPU の機能です。
- 3D アクセラレーション
- 3D 軸
- 3D 照明ウィジェット
- Direct To Screen 経由の 3D インタラクション
以下の機能は、Adobe Bridge CS4 における GPU 機能です。
- プレビューパネル
- 全画面プレビュー
- スライドショー
- レビューモード
B. GPU 機能の詳細
OpenGL/GPU 機能
- すべてのズームレベルにおけるスムース表示
Photoshop では、表示倍率が 50%、25%、12.5% などの場合に画像が滑らかに表示されますが、それ以外の倍率ではニアレストネイバー方式のサンプリングにより、画像品質が低下します。ピクセル縦横比プレビューは、同様に横幅の余分のレベルが含まれるため、画像品質が低下します。
- アニメーションズーム
ズームツールを選択し、画像の上でマウスボタンを 0.5 秒以上押し続けると、スムースズームが開始されます。Alt(Windows)/Option(Macintosh)キーを押すとズーム操作を逆転することができます。マウスボタンを放すと、スムースズームが停止します。
- ワンストップズームのトランジションアニメーション
Ctrl + 「+」キーで拡大すると、ズームレベル間でアニメーションが発生します。アニメーションの表示は一瞬です。
- 画像のハンドトス
手のひらツールを選択し、画像をフリックパンします。画像が滑るように画面上を移動し、ゆっくりと停止します。
- バーズアイビュー
H キーを押しながら画像の任意の箇所をクリックすると、画像を一時的に画面サイズで拡大、または縮小表示します。画面サイズ以上の倍率で画像を拡大表示している場合は、一時的に全体が縮小表示され、任意の箇所にマウスをドラッグすると、マウスボタンを離した位置にフォーカスを移動して拡大表示に戻ります。
- 回転ビューツール
ツールパネルの [手のひらツール] 内にある [回転ビューツール] を選択します。画像をドラッグして、任意の角度にすばやく回転することができます。また、オプションバーの回転角度ダイアルや回転角度テキストボックスへの数値入力で回転を行うことも可能です。
- 非正方形ピクセルのフィルタビュー
[ビュー] メニューの [ピクセル縦横比] から、非正方形ピクセルビューフィルタを選択することができます。この機能では GPU 処理機能が利用されており、元画像のピクセルを損なうことがありません。
- ピクセルグリッド
500 %より大きく拡大表示すると、ピクセルグリッドが表示されます。
- ACE を GPU に移動
すべてのカラー変換処理は CPU ではなく GPU で行われるため、Photoshop CS4 の処理速度はより高速です。
- GPU 経由のブラシ先端カーソル描画
パネルを使用せずに、指定したカラーでプレビューしながらブラシサイズまたは硬さを変更することができます。
プレビューカラーを変更するには、以下の操作を行います。
- [編集](Windows)/[Photoshop](Macintosh)メニューから [環境設定] - [カーソル] を選択します。
- [ブラシプレビュー] セクションでプレビューカラーを選択します。
- ブラシツールを選択します。
- 以下のいずれかの操作を行います。
Windows
- Alt キーを押しながらマウスの右ボタンを押してドラッグすると、ブラシサイズを変更することができます。また、Alt + Shift キーを押しながらマウスの右ボタンを押してドラッグすると、ブラシの硬さを変更することができます。
Macintosh
- Control + Option キーを押しながらマウスボタンを押してドラッグすると、ブラシサイズを変更することができます。また、Control + Option + Command キーを押しながらマウスボタンを押してドラッグすると、ブラシの硬さを変更することができます。
3D および GPU
- 3 段階の OpenGL サポート
OpenGL なし : レイトレースレンダリングのみ使用されます。
最小限の OpenGL : OpenGL はワイヤフレームレンダリングにのみ使用されます。(その他の制御にはすべてレイトレースレンダリングが使用されます。)OpenGL の最小基準は、OpenGL 1.2 およびフレームバッファオブジェクトのサポートです。
OpenGL フルサポート : すべての処理(レンダリング/陰影/塗り)は OpenGL によって制御されます。完全 OpenGL の基準は、OpenGL 1.4、フレームバッファオブジェクトのサポート、Vertex/Fragment プログラム、最低 ARBVP1/ARBFP1 の Cg プロファイル、陰影のコンパイルが正常に完了することです。
- 3D GPU の機能
3D アクセラレーション
3D 軸
3D 照明ウィジェット
Direct To Screen 経由の 3D インタラクション
- 高度な GPU 設定
垂直同期 : 垂直同期をモニタのリフレッシュレートに合わせます。この設定により、ドラッグ時の画像表示の異常を回避します。このオプションを無効にすることで、表示異常は改善されませんが、速度が向上します。
3D インタラクションの高速化 : 3D ツールの使用時に 3D 描画を高速化します。
バイリニア補間を強制 : フィルタの実行を保証するために、シェーダプログラムの使用を強制します。(特定のカードでは、blitpipe で使用されるような 16 ビット(浮動小数点)フローティングポイントテクスチャのフィルタはサポートされていません。)
- 高度な描画
画像の表示に使用 : GPU により高解像度ビット深度の画像を格納し、チェッカーボードや HDR、カラーマッチングのための CPU から GPU への計算解除の適用にシェーダプログラムを使用します。
デバッグ
合成 ガンマ補正 : チェッカーボード上での画像合成に、知覚的な補正を使用します。
合成 なし : チェッカーボード上で画像の合成を行いません。(半透明エリア上に黒く表示されます。)
合成 リニア : チェッカーボードの合成にリニアブレンドを使用します。
カラーマッチング : GPU 上のシェーダプログラムとして実装されているカラーマッチングの処理を有効/無効にします。
- ハードウェア/アプリケーションの組み合わせ、および有効な機能
- OpenGL の基本描画
パン、ズーム、回転、非カラーマッチングの Direct to Screen - カラーマッチングの Direct to Screen 3D を伴う OpenGL の基本描画
パン、ズーム、回転、カラーマッチングによる Direct to Screen - 高度な OpenGL 描画
パン、ズーム、回転、強化されたカラーマッチング、カード上のトーン - カラーマッチングの Direct to Screen 3D を伴う高度な OpenGL 描画
パン、ズーム、回転、強化されたカラーマッチング、カード上のトーン
Windows : VRAM 128 MB 以上の Shader Model 3.0 および OpenGL 2.0 をサポートするディスプレイカード
256 MB 以下
- Photoshop は D をサポートします。初期設定は A です。Windows XP では A. をサポートします。GPU リソースの仮想化はサポートされませんのでご注意ください。
- Photoshop Extended は C をサポートします。
256 MB 以上
- Photoshop は D をサポートします。
- Photoshop Extended は D をサポートします。
512 MB 以上
より多くのテクスチャメモリを使用して、大きい画像の処理を行います。
Macintosh(PowerPC) : Shader Model 3.0 との互換性が必要です。PowerPC で blitpipe がサポートされるカードは、7800GT と Quadro カードの 2 種類のみです。
- Photoshop では A をサポートします。
- Photoshop Extended では B をサポートします。
Macintosh(Intel)の埋め込み GMA :
- Photoshop では A をサポートします。テクスチャメモリが少ない場合、OpenGL ウインドウはほとんどありません。
- Photoshop Extended は B をサポートします。テクスチャメモリが少ない場合、OpenGL ウインドウはほとんどありません。
Macintosh(Intel) : Shader Model 3.0 および OpenGL 2.0 をサポートするディスプレイカード(Mac OS X 10.4.11 ~ 10.5.2)
※ Apple 社のドライバアップデートによって異なります。
128 MB 以下
- Photoshop は A をサポートします。テクスチャメモリが少ない場合、OpenGL ウインドウはほとんどありません。
- Photoshop Extended は B をサポートします。テクスチャメモリが少ない場合、OpenGL ウインドウはほとんどありません。
256 MB 以下
- Photoshop は D をサポートします。初期設定は A です。
- Photoshop Extended は C をサポートします。
256 MB 以上
- Photoshop は D をサポートします。
- Photoshop Extended は D をサポートします。
512 MB 以上
より多くのテクスチャメモリを使用して、大きい画像の処理を行います。
Adobe Bridge の GPU 機能
- プレビューパネル
画像を選択すると、プレビューパネルに画像のプレビューが表示されます。Ctrl(Windows)/Command(Macintosh)キーを押しながらプレビューをクリックすると、ルーペツールが有効になります。
- 全画面プレビュー
画像を選択してスペースキーを押すと、全画面プレビューが表示されます。複数の画像を選択している場合は、右矢印キーと左矢印キーで、スライドショーのように画像を切り替えることができます。
- レビューモード
複数の画像を選択して、Ctrl(Windows)/Command(Macintosh) + B キーを押すと、回転ラックのような形式で画像が表示されます。右矢印キーと左矢印キーで、前後の画像にフォーカスを移動することができます。レビューモードから画像を取り除く場合は、下矢印キーを押します。
RELATED RECORDS
文書番号 234358 GPU と OpenGL の機能と制限(Photoshop CS4/Photoshop CS4 Extended)
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