GPU と OpenGL の機能と制限(Photoshop CS4/CS5)関連製品
この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。
日本語環境での動作保証はしておりませんのでご了承ください。
内容 (What's Covered)
A. GPU について
B. GPU によって強化される機能
C. トラブルシューティング
C-1. [OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にします
C-2. GPU ドライバーのアップデート
C-3. 環境設定ファイルの再作成
C-4. OpenGL 設定を変更します
C-5. 垂直同期を無効にします
C-6. 複数のビデオカードを使用している場合
C-7. キャッシュレベルの初期化
C-8. Windows Aero(Windows 7/Vista のみ)
C-9. USB モニター
C-10. ビデオカードの電源
C-11. 解像度の変更
D. サポートされる GPU とオペレーティングシステム
E. GPU ドライバーのアップデート
F. 既知の問題
F-1. Photoshop CS4 11.0.1
F-2. OS 共通
F-3. 64 ビット版 Windows 7
F-4. Windows XP
F-5. 64 ビット版 Windows Vista
F-6. 32 ビット版 Windows Vista
F-7. Macintosh オペレーションシステム -Intel
F-8. Macintosh オペレーションシステム -PowerPC
G. FAQ
H. 用語集
A. GPU について
この文書では、Adobe Photoshop CS5/CS4 における GPU と OpenGL の機能と制限について説明します。Photoshop CS5/CS4 では、コンピュータの CPU の代わりにディスプレイカードに搭載されている GPU を使用して、画面の描画速度を向上します。
Photoshop で GPU の機能を活用するには、128 MB 以上のメモリが搭載された(256 MB 以上を推奨)OpenGL 2.0 または Shader Model 3.0 をサポートするディスプレイカードが必要です。
注意 : これらの用語の意味については、H. 用語集を参照してください。
上記の環境が整っている場合、[パフォーマンス] 環境設定の [OpenGL 描画を有効にする] オプションを有効にすることができます。このオプションを設定するには以下のいずれかの操作を行います。
Windows : [編集] メニューから [環境設定] - [パフォーマンス] を選択します。
Macintosh : [Photoshop] メニューから [環境設定] - [パフォーマンス] を選択します。
このオプションが無効になっている場合は、お使いのコンピュータに搭載されているディスプレイカードおよびドライバーが Photoshop CS5/CS4 でサポートされているか確認してください。詳細については、D. サポートされる GPU とオペレーティングシステムを参照してください。
注意 : Windows XP の初期設定ではこのオプションが無効にされています。32 ビット版 Windows XP を使用している場合で、かつビデオカードサポートされていれば、手動でオプションを有効にすることができます。64 ビット版 Windows XP で Photoshop CS5 を使用している場合、 [OpenGL 描画を有効にする] オプションを有効にする方法は、アドビサポートセンターにお問い合せください(お問合せ先はこちら)。 64 ビット版 Windows XP で Photoshop CS4 を使用している場合、 [OpenGL 描画を有効にする] オプションを有効にできません。
サポート対象のディスプレイカードを使用している場合は、カードの製造元 Web サイトから最新バージョンのドライバーをダウンロードしてインストールします。手順の詳細については、E. GPU ドライバのアップデートを参照してください。
GPU にアクセスする際に機能するディスプレイコンポーネントが Photoshop と互換性が無い場合、問題が発生する可能性があります。その場合、エラーメッセージやや強制終了、またはエラーメッセージが表示されずに Photoshop が終了するなど、さまざまな形で問題が発生します。これらの問題が発生する場合は、C. トラブルシューティング、E. GPU ドライバーのアップデート、F. 既知の問題を参照してください。
B. GPU によって強化される機能
以下は、Photoshop CS5/CS4 および Adobe Bridge CS5/CS4 のGPU によって強化される機能です。これらの機能に関する詳細は、文書番号 234823 GPU で強化される機能についてを参照してください。
新しく追加されたPhotoshop CS5 における Open GL/GPU 機能
- スクラブズーム
- HUD カラーピッカー
- カラーサンプラーリング
- ブラシの動的なサイズ変更と硬さの調整
- 絵筆ブラシのプレビュー
- 「三分割法」の切り抜き
- 3D 成形
- 3D オーバーレイ(グリッド、ガイド、ライトガイド、メッシュと質感のバウンディングボックスを含む)
Photoshop CS5/CS4 におけるOpen GL/GPU の機能
- すべてのズームレベルにおけるスムース表示
- アニメーションズーム
- ワンストップズームのトランジションアニメーション
- 画像のハンドトス
- バーズアイビュー
- カンバスの回転
- 非正方形ピクセル画像のスムース表示
- ピクセルグリッド
- カラーマッチを GPU に移動
- GPU 経由でのブラシ先端編集描画のフィードバック
- 3D GPU 機能
(3D アクセラレーション、3D 軸、3D ライトガイド、Direct To Screen 経由の強化された 3D インタラクション、3D グリッド 、ハイライトオーバーレイ経由の 3D 選択)
Adobe Bridge CS4 における GPU 機能
- プレビューパネル
- フルスクリーンプレビュー
- スライドショー
- レビューモード
C. トラブルシューティング
Photoshop 起動中に以下のような問題が発生する場合は、このセクションの手順を上から順に行ってください。
- 強制終了
- ウィンドウやオブジェクトが正しく描画されない
- 再描画の問題
- パフォーマンスの問題
C-1. [OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にします
[編集](Windows)/[Photoshop](Macintosh)メニューから [環境設定] - [パフォーマンス] を選択し、[OpenGL 描画を有効にする] オプションのチェックをはずして、Photoshop を再起動します。再起動後、問題が改善されるか確認してください。
問題が改善される場合
OpenGL が問題の原因となっていると考えられます。OpenGL 機能を正しく動作させるために、残りの手順を行ってください。また、各手順を行った後にこのオプションを有効にし直して、問題が改善されるか確認してください。
問題が改善されない場合
問題の原因は OpenGL ではありません。以下のトラブルシューティング文書を参照してください。
文書番号 cpsid_84115 パフォーマンスの最適化(Windows 版 Photoshop CS5/Photoshop CS5 Extended)
文書番号 cpsid_84116 パフォーマンスの最適化(Macintosh 版 Photoshop CS5/Photoshop CS5 Extended)
文書番号 234677 システムエラーまたはフリーズ発生時のトラブルシューティング(Macintosh 版 Photoshop CS4/Photoshop CS4 Extended)
文書番号 234672 Windows XP におけるシステムエラーまたはフリーズ発生時のトラブルシューティング(Photoshop CS4/Photoshop CS4 Extended)
文書番号 234665 Windows 7 および Windows Vista におけるシステムエラーまたはフリーズ発生時のトラブルシューティング(Photoshop CS4/Photoshop)
C-2. GPU ドライバのアップデート
[OpenGL 描画を有効にする] オプションのチェックをはずして問題が改善された場合、ビデオカードまたはドライバーに問題の原因となっている可能性があります。ビデオカード製造元の Web サイトから最新のディスプレイドライバーをアップデートするか(Windows)、あるいはオペレーティングシステムのアップデートがあるか確認します(Macintosh)。通常、ビデオカードドライバーは頻繁にアップデートされており、新しいバージョンが提供されています。ディスプレイドライバーをアップデートすることによって、強制終了、オブジェクトの不正確な描画、パフォーマンスの問題など多くの問題が修正されます。
注意 : Macintosh で NVidia Quadro FX 4800 を使用している場合、このカード専用のドライバーが NVidia 社から提供されています。
ノートパソコンを使用している場合はノート PC の GPU とドライバーを参照してください。
GPU の問題によって起動時の問題や強制終了などが発生すると、[OepnGL 描画を有効にする] オプションが自動的に無効にされます。この動作によって、環境設定フォルダ内の「GPUinitcrashed」ファイルが生成されます。次回、Photoshop 起動時に以下のような警告が表示されます。
- 「ディスプレイドライバーで問題が発生したため、GPU 拡張機能が一時的に無効になりました。ビデオカードのメーカーの Web サイトで最新のソフトウェアを確認してください。GPU 拡張機能は環境設定のパフォーマンスパネルで有効にできます。」

重要 : 上記のエラーメッセージが表示された後、ドライバーをアップデートせずに [OpenGL 描画を有効にする] オプションを有効にすると、同じ問題が再度発生する可能性があります。このオプションを無効にすることにより、GPU へのアクセスが停止し、Photoshop が正常に起動するようになります。
C-3. 環境設定ファイルの再作成
環境設定ファイルの破損が原因で問題が発生している場合、環境設定ファイルを再作成することで問題が解決することがあります。Photoshop の環境設定ファイルを再作成するには、以下の操作を行います。
- Photoshop を終了します。
- Ctrl + Alt + Shift(Windows)/Command + Option + Shift(Macintosh)キーを押しながら Photoshop を起動します。
- 「Adobe Photoshop 設定ファイルを削除しますか?」と表示されたら [はい] をクリックします。
Photoshop 環境設定ファイルに関する詳細については、以下の弊社技術文書を参照してください。
文書番号 cpsid_84295 環境設定ファイルの機能、ファイル名、および場所について(Photoshop CS5/Photoshop CS5 Extended)
文書番号 234564 環境設定ファイルの機能、ファイル名、および場所について(Photoshop CS4/Photoshop CS4 Extended)
環境設定を再作成すると OpenGL 設定モードが初期化されます。 OpenGL 詳細設定について、詳しくは G. FAQ を参照してください。
C-4. OpenGL 設定を変更します
問題が継続する場合は、GPU メモリーの使用量を最小化します。 [基本] に変更します。
- [編集](WIndows)/[Photoshop](Macintosh)メニューから [環境設定] - [パフォーマンス] を選択します。
- [詳細設定] をクリックします。
- [モード] ポップアップメニューから [基本] を選択し、[OK] をクリックします。

この変更によって問題が解決された場合は、[標準] モードに切り替え、問題が発生するかどうか検証します。問題が再現される場合は [基本] モードに戻します。[OpenGL 描画を有効にする] の詳細設定 についての情報は G. FAQ セクションを参照します。
注意 : GPU の設定変更は、Photoshop を再起動しなくても反映されますが、OpenGL 環境設定の変更後は、Photoshop CS5/CS4 いずれの場合も再起動することを推奨します。
C-5. 垂直同期を無効にします
[基本] モードに変更した後も問題が改善されない場合、または Windows XP 環境でパフォーマンスの問題が発生している場合は、[垂直同期] のチェックをはずします。垂直同期は、Photoshop とモニターそれぞれのリフレッシュレートを統合する機能です。特に Windows XP の場合、この設定を無効にしても問題が改善されない場合、[OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にして Photoshop を起動することを推奨します。
C-6. 複数のビデオカードを使用している場合
複数のビデオカードを使用していて、強制終了やパフォーマンスの問題が発生する場合は、いずれかのビデオカードを取りはずして、問題が改善されるか確認してください。
同一コンピュータ上に複数のビデオカードがあると、OpenGL および Photoshop によって GPU が使用される際に問題の原因となる可能性があります。単一のビデオカードから複数のモニターに接続する方法を推奨します。複数のビデオカードを使用する必要がある場合、すべてのカードが同一の製造元、同一のモデルで、GPU をサポートしていることを確認してください。また、OpenGL および Shader モデルをサポートしている必要もあります。これらの要件を満たしていない場合、Photoshop で強制終了などの問題が発生する可能性があります。複数のビデオカードを使用しても、Photoshop のパフォーマンス向上にはつながりません。
C-7. キャッシュレベルの初期化
キャッシュレベルを [1] に設定すると、GPU 機能におけるパフォーマンスの問題が発生する可能性があります。初期設定の値 [4] に設定しなおしてください。
- [編集](Windows)/[Photoshop](Macintosh)メニューから [環境設定] - [パフォーマンス] を選択します。
- [ヒストリー&キャッシュ] セクションの [キャッシュレベル] で [4] と入力します。
- [OK] をクリックします。
C-8. Windows Aero(Windows 7/Vista のみ)
Windows Aero の機能を無効にすることで問題が改善される可能性があります。詳細は、MIcrosoft 社のサポート Web サイトを参照してください。
C-9. USB モニター
USB モニターは、Photoshop での OpenGL 使用時に問題が発生する可能性があります。USB モニターをとりはずし、ビデオポートに接続するモニターでも同様の問題が発生するか確認してください。
C-10. ビデオカードの電源
特に新しく取り付けたビデオカードなどは、外部電源を必要とする場合があります。コンピュータからの電源供給ではなく、コンセントに電源ケーブルを接続し、外部電源を必要とするカードかどうかを確認してください。また、ビデオカードの取り付け方法なども付属のマニュアルで確認してください。
C-11. 解像度の変更
高解像度の設定では、描画処理の負荷がより高くなります。ディスプレイの解像度を下げることで、パフォーマンスや描画の問題が改善される可能性があります。解像度を変更する方法については、Windows または Macintosh のヘルプを参照してください。
D. サポートされる GPU とオペレーティングシステム
Photoshop で動作確認が行われたサポート対象のビデオカードについては、以下の弊社技術文書を参照してください。
文書番号 cpsid_84382 検証済みディスプレイカード(Photoshop CS5/Photoshop CS5 Extended)
文書番号 234840 検証済みディスプレイカード(Photoshop CS4/Photoshop CS4 Extended)
注意 : ディスプレイカードに複数の GPU が搭載されている場合でも、Photoshop では 1 つの GPU のみ使用します。
オペレーティングシステムの GPU サポートと制限 :
オペレーティングシステム |
GPU のサポートと制限 |
Macintosh(Intel) |
サポートされています。 Mac OS X 10.5.x では、OpenGL 設定の [詳細] モードは使用できません。 |
Macintosh(PowerPC) |
Photoshop CS5 では PowerPC プロセッサ搭載の Macintosh がサポートされていません。 Photoshop CS4では、サポート対象のディスプレイカードが搭載されているコンピュータでは、[パフォーマンス] 環境設定の [OpenGL 描画を有効にする] を選択すると、全ズームレベルでのスムース表示、バーズアイビュー、カンバスの回転、GPU 経由でのブラシ先端編集描画のフィードバック、画像のハンドトスなどの OpenGL 機能がサポートされます。 Photoshop CS4 では、サポート対象のディスプレイカードでも、高度な描画機能は PowerPC プロセッサ搭載の Macintosh ではサポートされません。[詳細設定] の [高度な描画] オプションが無効の場合、カラーマッチを GPU に移動、3D GPU 機能、チェッカーボードのサイズを平均化が無効になります。 |
32 ビット版 Windows Vista |
サポートされています。 |
64 ビット版 Windows Vista |
サポートされています。 |
32 ビット版 Windows XP |
サポートされています。
|
64 ビット版 Windows XP |
Photoshop CS5 は検証されておらず、サポートされていません。 OpenGL 設定はオペレーションシステム上で無効にされます。64 ビット版 Windows XP で Photoshop CS5 を使用している場合、[OpenGL 描画を有効にする] オプションを有効にする方法は、アドビサポートセンターにお問い合せください(お問合せ先はこちら)。 64 ビット版の Windows XP 上で Photoshop CS4 が正常に動作している場合でも、十分な検証が行われていないため、弊社ではサポートを行っておらず、64 ビット版 Windows XP 上では、OpenGL 設定が初期設定で無効にされます。 64 ビット版 Windows XP で Photoshop CS4 を使用している場合、 [OpenGL 描画を有効にする] オプションを有効にできません。 |
E. ディスプレイカードドライバーのアップデート
再描画の問題や画像ノイズ、またはエラーメッセージや強制終了などの問題が発生している場合は、C. トラブルシューティングを参照してください。
インストールされているディスプレイドライバーのバージョンを確認
- Photoshop CS5 の場合
[ヘルプ] メニューから [システム情報] を選択し、ドライバー名とバージョンを確認します。
- Photoshop CS4 の場合
Windows
- 以下のいずれかの操作を行います。
Windows 7
[スタート] メニューの [プログラムとファイルの検索] ボックスに「dxdiag」と入力し、Enter キーを押します。
Windows Vista
[スタート] メニューの [検索の開始] ボックスに「dxdiag」と入力し、Enter キーを押します。
Windows XP
a. [スタート] メニューの [ファイル名を指定して実行] を選択します。
b. [名前] テキストボックスに「dxdiag」と入力し、[OK] をクリックします。 - DirectX 診断ツールが起動したら、[ディスプレイ] タブを選択します。
- [デバイス] セクションで製造元と名称、[ドライバ] セクションでバージョンを確認します。
Macintosh
- [アップル] メニューから [この Mac について] を選択します。
- [詳しい情報] ボタンをクリックします。
- [ハードウェア] セクションを展開し、[グラフィックス/ディスプレイ] を選択します。製造元、チップセット、搭載メモリ容量などが表示されます。
注意 : Macintosh の場合、オペレーティングシステムのアップデータ内にドライバーのアップデートが含まれています。個別に購入したカードを使用していて、カードの詳細を確認することができない場合は、カードの製造元にお問い合わせください。
ドライバーのアップデートを確認
ディスプレイカードドライバーのバージョンを確認したら、ディスプレイカード製造元の Web サイト(Windows)または Apple 社の Web サイト(Macintosh)で、新しいドライバーがリリースされていないか確認します。ドライバのインストール手順については、付属のマニュアルか、製造元の Web サイトを参照してください。NVIDIA 社または AMD 社のディスプレイカードの場合は、以下の Web サイトからディスプレイカードドライバを入手することができます。
NVIDIA 社
URL : http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp
AMD 社
URL : http://ati.amd.com/support/driver.html
Intel 社
URL :http://www.intel.com/jp/support/graphics/detect.htm
ベータ版のディスプレイカードドライバーについて
以下の条件に該当する場合は、ベータ版のドライバーを使用することを検討してください。
- 修正される問題が、発生している問題に該当する場合
- 全言語バージョンをリリースする前に、特定の地域を対象にリリースされたドライバで、その地域に該当する場合
ディスプレイドライバーやその他のベータ版ソフトウェアを使用する際、インストールする前にシステムの復元ポイントを作成しておくことを推奨します。通常、ベータ版のドライバーやアプリケーションは一般的な手順でアンインストール可能で、ドライバーについてはロールバックを行うこともできますが、システムの復元ポイントを作成しておくことで、万一のトラブルに対処することができます。
ノート PC の GPU とドライバー
通常、ノート PC の GPU はマザーボード上に取り付けられているため、交換できない場合があります。また、特有のバージョンのドライバーが必要となることもあります。Nvidia 社および AMD 社では、「Driver and Support」のページで、ノート PC 用のドライバーを提供しています。該当するドライバーが見つからない場合は、コンピュータの製造元 Web サイトでドライバーの情報を確認してください。いずれの Web サイトでもドライバーの更新情報が見つからない場合、[OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にして Photoshop を使用することを推奨します。
NVidia 社 Web サイト
製品シリーズのポップアップメニューからノート PC 用のドライバーを検索します。
URL : http://www.nvidia.co.jp/Download/index.aspx?lang=jp
AMD 社 Web サイト
オペレーティングシステムを選択し、ノート PC 用のカードを選択します。
URL : http://www.amd.com/jp/Pages/AMDHomePage.aspx
F. 既知の問題
F-1. Photoshop CS4 11.0.1 のみ
Photoshop CS4 の出荷後、Windows XP/Vista で GPU 関連機能において処理速度が低下する問題が確認されました。この問題は Photoshop CS4 11.0.1 で修正されています。
ブラシを使用する際の処理速度が低下する場合は、Photoshop 11.0.1 で修正された問題以外の問題が発生している場合があります。
以下のいずれかの問題が発生した場合は、弊社 Web サイト からアップデーターをダウンロードします。Photoshop CS4 で確認されている問題は以下のとおりです。
F-2. OS 共通
問題点
GPU が有効なディスプレイカードを使用しても、[詳細設定] でモードが [基本] に設定されている(Photoshop CS5)か、あるいは [高度な描画] オプションがグレーアウトして有効にできません(Photoshop CS4)。
解決方法
ディスプレイカードドライバーのアップデーターを確認してください。または、高度な描画を行うために必要なビデオメモリが不足している可能性があります。[一般] あるいは [高度な描画] を有効にするには、512 MB (Windows XP)あるいは 256 MB (その他のオペレーションシステム)以上のビデオメモリが必要です。
ディスプレイカード : ATI Radeon HD 3200
問題点
[標準] および [詳細] モードを有効にできません。(Photoshop CS5)
解決方法
ビデオカードのメモリ容量に関わらず、すべてのシステムに対してこのカードは [標準] および [詳細] モードが無効になるように設計されています。
問題点
回転ビューツールを使用すると、「要求された操作を完了できません。OpenGL 対応のドキュメントウィンドウでのみ機能します」エラーが発生します。
解決方法
以下のいずれかの操作を行います。
- ディスプレイカードドライバのアップデートを行い、[パフォーマンス] 環境設定で [OpenGL 描画を有効にする] にチェックを入れます。
- 使用しているディスプレイカードがサポートされている確認します。B. サポートされる GPU とオペレーティングシステムを参照してください。
問題点
画面再描画の際、画像の一部が低解像度で表示された後に、高解像度表示に切り替わります。(Photoshop CS4)
理由
これは正常な動作で、通常は高速に処理されます。
解決方法
高速なディスプレイカードでは、この問題は発生しません。Photoshop の処理速度がディスプレイカードの再描画速度と同等以上の場合、高解像度でも描画は正常に完了します。
問題点
変形のバウンディングボックスが見づらいです。(Photoshop CS4)
解決方法
バウンディングボックスの角をクリックすると見やすくなります。
F-3. 64 ビット版 Windows 7
ディスプレイカード : ATI Radeon HD 3200
問題 : 新規画像を開くと [OpenGL 描画を有効にする] オプションが無効になります。(Photoshop CS5 のみ)
解決方法 : [OpenGL 描画を有効にする] オプションのチェックを入れ、モードを [基本] に設定します。トラブルシューティングの詳細は C-4を参照します。OS 共通のセクションでこのカードに関する問題もかく
ディスプレイカード : ATI FireGL 3350
問題点 : ビデオカードにMicrosoft ディスプレイドライバーがインストールされると Photoshop CS5 が強制終了します。
詳細 : 強制終了の発生によって、[OpenGL 描画を有効にする] オプションのチェックが切り替わります。
追加情報 : 初回に強制終了すると、次回からの強制終了を回避するため、Photoshop によって [OpenGL 描画を有効にする] オプションのチェックがはずされます。64 ビット版 Windows 7 に対応するディスプレイカードのドライバが ATI において提供されていないため、サポートされません。ATI により新しいドライバが作成された場合はドライバをインストールし、このカードを使用して [OpenGL 描画を有効にする] オプションが利用可能かどうかを究明します。
F-4. Windows XP
Windows XP で Photoshop CS5/CS4 を使用する際に [OpenGL 描画を有効にする] オプションに有効になっていると、さまざまな描画に関する問題が発生する場合があります。画像をコピーしペーストする際に問題が発生します。はじめにディスプレイのドライブをアップデートする操作を行います。アップデートによって問題が改善されない場合は、Photoshopのタブ表示で作業を行ってください。強制的に画像を描画させることで描画に関する問題が修正されます。強制的に描画を行う方法は 2 通りあります。
- 画像を回転した後に ESC キーをクリックして、元の方向に戻します。
- 画像を最小化し、開きなおします。
問題点
黒い四角形またはタイルで再描画が行われます。
理由
ディスプレイカードの GPU 用メモリが不足している可能性があります。Windows XP ではビデオメモリの仮想化は行われないため、メモリの使用量が搭載容量を超過すると、描画を行えなくなり、その代わりに黒いタイルで描画されます。ビデオメモリの容量が多いほど、この問題の発生頻度は下がります。
解決方法
Photoshop CS5 では、詳細設定で [基本] モード を選択します。トラブルシューティングの手順 2 を参照します。
Photoshop CS4 では実行中にGPUを使用するほかのアプリケーションを終了するか、あるいは開く画像の画像の数を減らします。
すべてのディスプレイカード
問題点
レイヤーパネルが開かれていると、選択範囲を作成した後にメニューがちらつきます。
解決方法
無視するか、または [OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にします。
問題点 : 画像をドラッグするとちらつきます。
解決方法 : [OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にします。
ディスプレイカード : NVIDIA
問題点 : NVIDIA nView デスクトップマネージャーボタンと他のスクリーンオブジェクトが正確に描画されません。
解決方法 : ディスプレイドライバーをアップデートし、NVIDIA nView デスクトップマネージャーを無効にするか、あるいは [OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にします。
単独使用の NVIDIA nView デスクトップマネージャーを無効にするには以下の操作を行います。
- NVIDIA nView デスクトップマネージャーを起動します。
- [アプリケーション] タブをクリックします。
- [追加] をクリックします。
- [参照] をクリックします。
- 除外しないアプリケーションの場所を参照します。
- 実行ファイルをクリックします。(メモ帳の実行ファイル等)
- [開く] をクリックします。
- [OK] をクリックします。
- アプリケーションの一覧でアプリケーションをクリックしハイライトさせ、[無効](Disable.)をクリックします。
- 表示されるすべてのオプションからすべてのチェックマークを削除し、[OK] をクリックします。
- 再度 [OK] をクリックし、NVIDIA nView デスクトップマネージャーを終了します。
問題点 :
64 ビット版 Windows XP で [OpenGL 描画を有効にする] オプションを有効にできない。
解決方法 :
64 ビット版 Windows XP の Photoshop CS5 で [OpenGL 描画を有効にする] オプションを有効にする方法は、アドビサポートセンターにお問い合せください(お問合せ先はこちら)。
64 ビット版 Windows XP の Photoshop CS4 では [OpenGL 描画を有効にする] オプションを有効にできません。
64 ビット版 Windows Vista
問題点
Photoshop CS4 を起動すると、以下のエラーメッセージが表示されます。
- 「Drive components mis-match. Exit is the only option(ドライバコンポーネントの不整合。有効なオプションは [終了] のみです。)」
詳細
ディスプレイカードの情報を確認すると、「Microsoft Corporation - WDDM」という名前のドライバを使用しています。
解決方法
ディスプレイカードの製造元から提供されている最新のドライバをインストールします。ドライバ名に「Microsoft Corporation - WDDM」と表示されている場合、ディスプレイカードの製造元が提供しているドライバではなく、Microsoft の汎用ドライバが使用されています。
ディスプレイカード : ATI カードおよびドライバ各種
問題点
選択ツールで画面上をクリックすると画像が黒くなります。(Photoshop CS4 のみ)
解決方法
ディスプレイカードドライバをアップデートします。
ディスプレイカード : ATI Radeon HD 2600 XT
問題点
画像が断片的に表示され、線が入ります。(Photoshop CS4 のみ)
解決方法
[OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にします。
32 ビット版 Windows Vista
問題点 : Photoshop CS5 を終了時に以下のエラーが表示されます。
- 「"Adobe Photoshop CS5 has stopped working. A problem caused the program to stop working correctly."(Adobe Photoshop CS5は作業を停止しています。プログラムに問題が発生していることによって正確な作業が停止されています。)」
解決方法 : ディスプレイドライバーを最新バージョンにアップデートします。
ディスプレイカード : ATI 1000、2000、3000 シリーズ
問題点 : 長方形選択ツールの境界線(点線の囲み)が実際に選択した位置よりも1ピクセルずれます。(Photoshop CS5 のみ)
解決方法 : TweakSelectionsOnOldATI_ON レジストリキーをダウンロードして実行します。
TweakSelectionsOnOldATI_OFF によってこのレジストリキーが停止されます。TweakSelectionsOnOldATI_ON key キーによって問題が解決されない場合、Windows レジストリからそのキーを削除するための TweakSelectionsOnOldATI_OFF キーが実行されているか確認します。
サポートおよびダウンロード場所の詳細情報は以下のいずれかの Web サイト を参照します。
- http://www.adobe.com/go/ps_cs5_plugins_mac_en (US文書でリンクされていません)
- http://www.adobe.com/go/ps_cs5_plugins_win_en. (US文書でリンクされていません)
重要 : ATI 4000/5000 シリーズのビデオカードを使用している場合、この修正を有効にするレジストリキーを実行すると、問題を確認することができます。問題を確認した場合は、そのキーを無効にする TweakSelectionsOnOldATI_OFF キーを実行してください。
ディスプレイカード : NVIDIA GeForce 8800 GTX
問題点
大きな画像で拡大・縮小を繰り返すと、Photoshop の GPU へのアクセスが停止します。(Photoshop CS4)
解決方法
開いているウインドウの数を減らします。
ディスプレイカード : ATI Radeon XRad1600
問題点
画像全体にノイズが表示され、色調も正しく表示されません。
詳細
Bootcamp でインストールした Windows を使用しています。
解決方法
ディスプレイカードドライバをアップデートします。
問題点
回転した画像をドラッグすると、ドラッグ中に回転が解除されますが、ドラッグを停止すると回転した状態に戻ります。
解決方法
この問題に対処する方法はありません。これは仕様です。
Macintosh - Intel
問題点 : スクラブズームを使用すると、選択ツール(点線の囲い)が消える(Photoshop CS5 のみ)
解決方法 : ツールオプションバーで [ズームツール] を選択し、スクラブズームの選択を解除します。
問題点 : 2 つの GPU を搭載する MacBook Pro ノートパソコンの [Energy Saver System Preference] で [Better Energy Savings Optimization] オプションが選択されていると GPU のパフォーマンスの速度が遅くなる可能性があります。(Photoshop CS5)
解決方法 : [System Preferences] から[Energy Saver]を選択します。[Optimization]のポップアップで[Better Performance]を選択します。このオプションによってノートパソコンのバッテリーが急速に消耗するため、可能であればコードで電源をとります。
問題 : Macintosh 10.5.x 上の Photoshop CS5 では[Advanced Mode] が利用できません。(Photoshop CS5 のみ)
解決方法 : この機能は計画的に設計されました。Macintosh 10.6.x.で利用可能です。.
問題 : 最大の拡大率で、ピクセルグリッドとガイドが、ルーラの印からわずかにずれます(Photoshop CS5 のみ)
詳細 : この問題は、Intel プロセッサ搭載の Macintosh で、ヨーロッパ言語のオペレーティングシステムおよび Photoshop を使用している場合に発生します。
解決方法 : グリッドとガイドを使用する際は、[OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にします。
問題 : 500 MB 前後以上のサイズのファイルを開くと、「"Could not complete the Open command because there is not enough memory(RAM)"(メモリ不足のため [開く] コマンドを完了できませんでした)」エラーが発生します。 (Photoshop CS4 のみ)
解決方法 1
アプリケーションフレームが有効な場合は、[ウインドウ] メニューから [アプリケーションフレーム] を選択してアプリケーションフレームを無効にします。
解決方法 2
同時に開く画像の数を減らします。
追加情報 : この問題は、[OpenGL 描画を有効にする] オプションが無効の場合にも発生することがあります。
ディスプレイカード : NVIDIA GeForce 7300GT
問題 : Macintosh10.6.x でこのビデオカードを使用すると [基本] モード以外は使用できない。(Photoshop CS5 のみ)
解決方法 : この機能は設計です。
問題 : 10.5.6 以前の Macintosh を実行中に [OpenGL 描画を有効にする] オプションが利用できない。(Photoshop CS5 のみ)
解決方法 : この機能は設計でオペレーティングシステムの制限が原因です。
問題 : 容量の大きなファイルでテキストを編集すると動作が遅くなる。(Photoshop CS5 のみ)
解決方法 : [詳細設定] でモードを [基本] に設定するか、あるいは[編集] メニューから [環境設定] - [パフォーマンス] を選択します。
問題 : スクラブズームの動作、あるいは再描写が遅い(Photoshop CS5)
解決方法 : これは既知の問題です。Macintosh 10.5 を使用する場合、その兆候を無視するか、あるいは [OpenGL 描画を有効にする] オプションのチェックをはずします。詳細設定で [基本] モードを選択します。
問題 : キーボードショートカットを使用してウインドウサイズを変更すると、Photoshop が強制終了します。(Photoshop CS4 のみ)
解決方法 : [OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にし、最新のディスプレイカードドライバを使用しているか確認します。
ディスプレイカード : NVIDIA GeForce GT 120 あるいは GeForce 8800
問題 : [OpenGL 描画を有効にする] オプションの詳細設定で [アンチエイリアスのガイドとパス] オプションにチェックを入れても反映されません。[詳細設定]でモードが [詳細] あるいは [標準] に選択されているとこの問題が発生します。(Photoshop CS5 のみ)
解決方法 : [詳細設定] でモードを [基本] に設定します。トラブルシューティングの説明は手順 4 を参照します。
問題 : モニターの設定を変更すると画像が正確に表示されません。
詳細 : モニターの設定を変更する前に、Photoshop を終了していません。
解決方法 : Photoshop を終了し再起動します。
問題 : スタイラスペンのエアブラシを大きなサイズで使用すると、ブラシストロークの描画に時間がかかり、むらが生じます。(Photoshop CS4 のみ)
解決方法 : ディスプレイカードドライバをアップデートします。また、スタイラスおよび大きいブラシサイズを使用する際は、マウスを使用し、[OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にします。
問題 : コピースタンプツールでサンプルする際にカーソルの十字が表示されません。(Photoshop CS4 のみ)
解決方法 : [OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にします。
ディスプレイカード : ATI Radeon X1900
問題 : OpenGL 設定の [基本] モード以外を選択できません。(Photoshop CS5 のみ)
解決方法 : この動作は仕様です。
F-8. Macintosh オペレーションシステム -PowerPC
ディスプレイカード : NVIDIA GeForce 7300GT
問題点 : 3D モデルで、マウスボタンを放すまでペイントが正しくプレビューされません。(Photoshop CS4 のみ)
解決方法 : [編集] メニューから [環境設定] - [パフォーマンス] を選択し、[詳細設定] から [3D インタラクションの高速化] オプションを無効にします。
G. FAQ
Q. Photoshop を起動すると強制終了するのですが、どうすればよいですか。
A. 起動時に GPU 関連の問題が発生すると、[OpenGL 描画を有効にする] オプションが無効になります。ディスプレイカードドライバをアップデートしてから再起動するか、または [OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にしたまま再起動します。
Q. Photoshop の起動後、GPU が原因で強制終了したという警告が表示されました。どうすればよいですか。
A. このメッセージが表示されると OpenGL が無効になります。ディスプレイドライバを最新のバージョンにアップデートし、[OpenGL 描画を有効にする] オプションを有効にします。再度同じメッセージが表示される場合は、新しいドライバでも互換性の問題は改善されていない可能性があります。更に新しいドライバがリリースされるまで、[OpenGL 描画を有効にする] オプションを無効にして使用してください。
Q. 問題を報告するにはどうすればよいですか。
A.以下の弊社 Web サイトから、製品の不具合を報告または要望を送信することができます。
URL : http://www.adobe.com/jp/aboutadobe/contact.html
または、以下のページから、弊社テクニカルサポートにお問い合わせください。
URL : http://www.adobe.com/jp/support/
Q. 使用しているディスプレイカードが、サポートされているカードのリストに無いのですが、新しいドライバーがリリースされました。新しいドライバーとカードを Photoshop に認識させるにはどうすればよいですか。
A. 弊社では、動作確認済みのカードの一覧を公開し、推奨していますが、リストに掲載されていないカードでも問題なく動作する可能性があります。Photoshop の起動時に、カードが正しく動作するか自動的にチェックされます。正しく動作しない可能性がある場合、[OpenGL 描画を有効にする] オプションが無効にされます。サポートされているカードの一覧については、以下の弊社技術文書を参照してください。
文書番号 cpsid_84382 検証済みディスプレイカード(Photoshop CS5/Photoshop CS5 Extended)
文書番号 234840 検証済みディスプレイカード(Photoshop CS4/Photoshop CS4 Extended)
Q. 使用しているディスプレイカードがサポートされているカードのリストにありません。サポートされているカードと同じシリーズのディスプレイカードですが、正しく機能しますか?
A. 通常は機能します。市場で提供されている全てのカードで動作確認を行うことは困難なため、弊社では主要なカードのみを対象として検証を行っています。同じシリーズのカードであれば、通常は問題無く動作します。
Q. 詳細設定の各オプションはどのような機能ですか。
A. 詳細設定オプションの機能は以下のとおりです。
- [基本] モード : 最小限の GPU メモリと基本的な OpenGL 機能を使用します。(Photoshop CS5)
- [標準] モード : 大量の GPU メモリと高度な OpenGL 機能を使用し、カラーマッチング、トーンマッピング、チェッカーボード合成が実行されます。(Photoshop CS5)
- [詳細] モード : [標準 ] モードの機能に加え、パフォーマンスの向上につながる最新の OpenGL 強化機能が採用されます。(Photoshop CS5)
- 垂直同期 : ディスプレイにフレームレートを同期させることで生じる表示異常を回避します。
- アンチエイリアスのガイドとパス : 描かれたガイドやパスのエッジを滑らかにするため、GPU ハードウェアを許可します。(Photoshop CS5)
- 3D インタラクションの高速化 : 3D モデルで作業を行う際のクリック速度を向上します。描画の異常が発生し、マウスボタンを離すと正常に表示される現象が発生した場合は、このオプションを無効にしてください。(Photoshop CS4)
- バイリニア補間を強制 : 特定の画像形式でこれらの機能がサポートされていないカードを使用している場合、高精度のモデリングと機能の補正を GPU に命令します。(Photoshop CS4)
- 高度な描画 : GPU の実行を許可し、カラーマッチや深度変換、HDR トーンマッピング、チェッカーボードコンポジットなどの特定の処理速度を向上させます。(Photoshop CS4)
- 画像の表示に使用 : 複数の画像や大きな画像、または大きな 3D モデルを使用する際、メインの画像を表示するために使用するビデオメモリの値を 2 倍にします。512 MB 以上のメモリが搭載されているカードでのみ有効です。
- カラーマッチング : 画面表示のノイズを回避するために使用します。
表示に関連する問題が発生した場合は、以下のオプションを変更することで問題が改善されるか、または原因を特定できる可能性があります。
画面表示に問題がある場合、いずれかの上記オプションを変更して、問題が改善されるか確認してください。
Q. Photoshop CS4 の処理速度を向上させるには、どの程度のビデオメモリが必要ですか。
A. 基本的な OpenGL 機能の場合、128 MB 程度が必要です。Windows XP の場合、256 MB 程度が最適な容量です。通常、256 ~ 512 MB 程度で Photoshop は高速に動作します。3D やパノラマ、サイズの大きい画像などを使用する場合、または Photoshop と同時に起動するアプリケーションでも GPU が要求される場合、512 MB 以上のビデオメモリが必要です。
Q. Photoshop の処理速度を最適化するにはどうすればよいですか。
A. 以下の弊社技術文書を参照してください。
文書番号 cpsid_84115 パフォーマンスの最適化(Windows 版 Photoshop CS5/Photoshop CS5 Extended)
文書番号 cpsid_84116 パフォーマンスの最適化(Macintosh 版 Photoshop CS5/Photoshop CS5 Extended)
Q. Photoshop で、デュアル GPU ディスプレイカードの利点は活用できますか。
A. 現時点ではできません。
Q. Photoshop で、複数のディスプレイカードを活用できないのはなぜですか。
A. それぞれ異なるディスプレイカードに接続された 2 つのモニタ間で画像ウインドウを移動する際、セカンドモニタに割り当てられた GPU は、描画速度を向上させるデータにアクセスすることができません。複数の GPU を使用して、フルスクリーンの速度を向上させる SLI および Crossfire の技術は、フルスクリーンゲームに特化した機能のため、Photoshop で使用することができません。
Q. メモリ使用量スライダでは、GPU メモリの使用量やパフォーマンスも制御されますか。
A. Photoshop にメモリを割り当てる際、GPU 使用のためのコンピュータメモリを残しておく必要があります。そのため、Photoshop に 100 %のメモリを割り当てないでください。初期設定の 70 %で使用するか、またはその前後の値(60 ~ 80 %)で使用してください。
Q. ヒストリーとキャッシュレベルは GPU メモリの使用量やパフォーマンスに影響を及ぼしますか。
A. 大きい画像を使用する際、キャッシュレベルが GPU パフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。キャッシュレベルの値が高いほど縮小時の表示品質は向上しますが、キャッシュレベルを高く設定することにより、その分のメモリが要求されます。画面の再描画に時間がかかる場合、キャッシュレベルを数段階高くしてください。
Q. Photoshop 起動時に OpenGL を無効にするキーボードショートカットはありますか。
A. 現時点ではありません。
Q. [3D アクセラレーション] 環境設定の項目が見つかりません。
A. Photoshop CS5 ではこの環境設定項目は[3D] の[インタラクティブレンダリング] セクションに移動されました。
Photoshop CS4 ではこの環境設定項目は移動され、名称も変更されました。[パフォーマンス] 環境設定の [GPU 設定] セクションで [詳細設定] をクリックすると表示される [3D インタラクションの高速化] の項目が該当します。
Q. 画像の OpenGL が有効かどうかはどのように識別できますか。
A. ツールパネルで手のひらツールグループ内の回転ビューツールを選択します。OpenGL が無効の場合、ツールを選択して画像上にカーソルを置くと、操作不可のカーソルになります。操作不可の状態でツールを使用すると「要求された操作を完了できません。OpenGL 対応のドキュメントウィンドウでのみ機能します。」というメッセージが表示されます。
Q. OpenGL 環境設定の変更を反映させるには Photoshop を再起動する必要がありますか。
A. 特に高度な OpenGL オプションを反映させる場合は再起動が必要ですが、[OpenGL 描画を有効にする] オプションは次に開いた画像から有効になります。 OpenGL オプションを変更した場合は、 Photoshop CS5/CS4 ともに再起動することを推奨します。
Q. OpenGL 環境設定を無効にすると、既に開いている画像の OpenGL も無効になりますか。
A. いいえ。すでに開いているウインドウの OpenGL を無効にするには、一度閉じてから開きなおす必要があります。
Q. モニタ解像度を上げると、Photoshop の OpenGL が無効になります。
A. Photoshop 起動中に解像度を変更するとこの問題が発生します。モニタ解像度を変更する際は、Photoshop をあらかじめ終了してください。
Q. 別にディスプレイカードに接続されているモニタから、GPU が埋め込まれているカードに接続されているモニタに切り替えると OpenGL が無効になります。
A. 通常、埋め込みの GPU はメモリや処理能力が弱く、そのため OpenGL が無効になります。別の GPU が有効になっているモニタ上で作成した画像ウインドウは、OpenGL が有効になっていない GPU 埋め込みのモニタに移動することができません。
Q. Photoshop Camera Raw は GPU に対応していますか。
A. 対応していません。
Q. Photoshop Lightroom は GPU に対応していますか。
A. 対応していません。
Q. 新しくディスプレイカードやコンピュータを購入する際、どの製品を選べばよいですか。
A. 文書番号 234539 グラフィックアクセラレーション(GPU)のサポートについてを参照してください。また、ディスプレイカードの購入を検討している場合は、以下の点も留意してください。
- ディスプレイカードドライバは、最新の技術、アプリケーション、オペレーティングシステムに対応するため、定期的にアップデートされている必要があります。
- Photoshop の OpenGL 機能を最大限に使用するために、高速な単一 GPU のカードを検討してください。Photoshop では、複数の GPU によるメリットは活用できません。
- 容量は 512 MB が理想的です。(必要要件ではありません。)複数のアプリケーションを同時に起動して作業する場合は、更に容量の多いものを検討してください。
- ディスプレイドライバは、Shader Model 3.0 および OpenGL 2.0 をサポートしている必要があります。
- 2 GPU のディスプレイカード用メモリは、Photoshop では単一のプロセッサのみ使用可能なため、それぞれのプロセッサに割り当てられます。そのため、実際に使用される半分の値になります。
Q. 新しいカードとドライバは Photoshop と Adobe Bridge でサポートされますか。
A. Shader Model 3.0 と OpenGL 2.0 をサポートし、十分なメモリとプロセッサパワーがあれば、Photoshop と Adobe Bridge で動作します。
注意 : 弊社では、問題を未然に防ぐためにディスプレイカード製造元と協力していますが、カードやドライバを新しくすることで問題が発生することがあります。そのため、オペレーティングシステムの復元ポイントをあらかじめ作成しておくことをお勧めします。また、通常ディスプレイカードのドライバは以前の状態にロールバックすることができます。手順についてはカードの製造元にお問い合わせください。
Q. GPU と Adobe 製品に関する詳しい情報はどこで入手することができますか。
A. 文書番号 234539 グラフィックアクセラレーション(GPU)のサポートについて(Creative Suite 4)を参照してください。
H. 用語集
ノイズ |
画面上のエラーで、不正な線、ドット、パターンとして表示されます。 |
CPU |
Central Processing Unit の略。汎用のコンピュータチップで、コンピュータ上でプログラムを実行します。 |
ディスプレイドライバ |
オペレーティングシステムがディスプレイドライバと通信するために使用するソフトウェア |
GPU |
Graphical Processing Unit の略。ディスプレイカード上のコンピュータチップで、画面上にコンピュータグラフィックを表示するために最適化されています。 |
OpenGL |
Open Graphics Library の略。クロスプラットフォームのソフトウェアライブラリで、コンピュータプログラムがディスプレイドライバと通信する際に使用されます。 |
プライマリディスプレイカード |
GPU を搭載され、プライマリモニタが接続されているディスプレイカード |
プライマリモニタ |
GPU が搭載されている、コンピュータのメインディスプレイカードに接続されたモニタ |
セカンダリディスプレイカード |
通常 GPU が搭載されていない、追加のディスプレイカード |
セカンドモニタ |
メインとなるディスプレイカードのセカンドポート、またはセカンダリディスプレイカードに接続されているモニタ |
Shader Model 3.0 |
エフェクトのレンダリングを行う際に使用されるソフトウェア命令セット |
仮想化 |
特定の状況で、アプリケーションおよびオペレーティングシステムはハードディスクスペースをメモリとして使用します。物理メモリがコンピュータによって使用された場合、Windows がメモリに行うのと同様のデータスワッピングを行いこのような状況のために指定されているハードディスクの特定のセクションが使用されます。 |
関連ドキュメント (Related Records)
文書番号 cpsid_84382 検証済みディスプレイカード(Photoshop CS5/Photoshop CS5 Extended)
GPU and OpenGL Support in Photoshop CS5 and CS4*(TechNote kb404898)
文書番号
(234358)
最終更新日
2010-09-21
プラットフォーム
Mac OS 10.5
Mac OS 10.6
Windows Vista
Windows XP
Windows 7
