Windows XP でのシステムエラーまたはフリーズ発生時のトラブルシューティング(Illustrator CS3)
内容 (What's Covered)
A-2. 最新バージョンの Illustrator をインストール
B-1. スタートアップ項目とサービスを無効にしてインストール
B-11. 問題の原因となるファイルまたはアプリケーションの特定
C-1. Windows XP と Illustrator の再インストール
C-3. RAM(SIMM または DIMM)のトラブルシューティング
この文書は、Windows XP で Adobe Illustrator CS3 を使用する際に発生するシステムエラーまたはフリーズの対処方法について説明します。システムエラーは、以下のようなさまざまな形で現れます。
- ダイアログボックスのブランクやちらつき
- カーソルや画面のフリーズ
- 青い画面
- 予期しない再起動
- 以下のようなエラー
- 「This program has performed an illegal operation and will be shut down. If the problem persists, contact the program vendor.(このプログラムは不正な操作のため強制終了します。問題が解決しない場合は、プログラムの販売元に連絡してください。)」
- 「Illustrator caused a General Protection Fault in module <filename>.(Illustrator によってモジュール <ファイル名> に一般保護エラーが発生しました。)」
- 「Illustrator caused an Invalid Page Fault in module <filename>.(Illustrator によってモジュール <ファイル名> に不正なページエラーが発生しました。)」
- 「Application Error.(アプリケーションエラー)」
- 「Unhandled exception detected. Application will be terminated.(処理できない例外が検出されました。アプリケーションを終了します。)」
- 「Illegal Instruction.(不正な命令)」
- 「Segment load failure in <filename>.(<ファイル名> のセグメント読み込みエラー)」
- 「Illustrator has encoutered a problem and need to close.(Illustrator で問題が発生したため、終了します。)」
- 「Fatal System Error.(致命的なシステムエラー)」
- 「A STOP error(停止エラー)」
システムエラーは、デバイスドライバ、ソフトウェア、ハードウェア、特定のファイル内の不正なエレメントやそれら相互のコンフリクトなど、さまざまな要因で起こる可能性があります。Illustrator で作業しているときにだけシステムエラーが起こる場合もありますが、必ずしも Illustrator が原因とは限りません。Illustrator がシステムに要求する処理によって、潜在的なシステムの問題が表面化する場合があります。
この文書を最大限に活用するために、記載の作業を順序どおりに行ってください。行った作業とその結果を、エラーやその他のトラブルも含めて記録します。トラブルの状況や操作過程に関する詳しい情報があれば、弊社テクニカルサポートにお問い合わせの際に、より適切なサポートを提供できます。
たくさんのご報告をいただいている問題と解決策について
Adobe Illustrator が突然終了してしまう原因のひとつに長期間にわたり編集を繰り返して利用している Illustrator 書類があります。多くの場合にこのような Illustrator 書類は複数のバージョンにわたり使われ続けています。
・ 過去のバージョンで作成された Illustrator 書類
・ 保存と編集を繰り返している Illustrator 書類
解決策
こちらにつきましては Illustrator CS3 の新規書類にて再作成することで問題を回避できる可能性がありますので以下の方法を試し下さい。
- Illustrator 書類を開きます(ファイル / 開く...)
- ロックを解除します(オブジェクト / すべてをロック解除)
- レイヤーパネルのパネルメニューから[コピー元のレイヤーにペースト]を選択します(選択するとチェックマークが表示されます)
- すべてのオブジェクトを選択します(選択 / すべてを選択)
- コピーします(編集 / コピー)
- 新規書類を作成します。用紙のサイズと方向を元の Illustrator 書類に合わせます(ファイル / 新規...)
- 定規を表示して原点の位置を元の Illustrator 書類に合わせます(表示 / 定規を表示)
- ペーストします(編集 / ペースト)
お願い1 : 使わないサンプルの削除
Illustrator にはサンプルとしてスウオッチ、ブラシ、シンボル、グラフィックスタイルが付属しています。これらはサンプルであるためお客様が作成されている作品には必要がないかもしれません。そのような場合には削除することで Illustrator 書類の容量が少なくなり、開く、保存などの作業時間が短縮できます。
- アクションパネルを開きます(ウィンドウ / アクション)
- 初期設定アクション(フォルダ)を開きます
- [未使用項目のパネル項目を削除]を選択します。
- 実行します(アクションパネルの下部にある右向の三角形をクリックします)
- 保存します(ファイル / [保存]または[別名で保存])
お願い2 : 余分なアンカーポイントの検索と削除
余分なアンカーポイントとは、他のアンカーポイントに接続されていない孤立したアンカーポイントで、印刷や保存に悪い影響を与えることがあります。余分なアンカーポイントは、検索して削除することをお勧めします。
1. すべてのオブジェクトの選択を解除します。
2. 選択/オブジェクト/余分なポイントを選択します。
3. 編集/カットまたは編集/消去を選択するか、キーボードの Delete キーまたは Backspace キーを押します。
A. トラブルシューティング/初級編
このセクションの作業は、最も一般的なシステムエラーの解決に役立ちます。これらの作業を実行する前に、作成した Illustrator ファイルなどのすべての個人用データのバックアップを作成してください。また、システムエラーが発生した場合は、必ずコンピュータを再起動してメモリをリフレッシュしてください。再起動せずに作業を続行すると、問題が複雑になることがあります。
注意 : 一部の作業では隠しファイルやフォルダを見つけ、その拡張子(例えば「filename.ini」ファイルの「*.ini」)をもとにファイルを特定する必要があります。Windows の初期設定では隠しファイルや隠しフォルダ、ファイル名の拡張子は非表示になっています。
Windows で隠しファイルや隠しフォルダ、ファイル名の拡張子を表示するには、以下の操作を行います。
- [スタート] メニューから [マイコンピュータ] を選択します。
- [ツール] メニューから [フォルダオプション] を選択します。
- [表示] タブをクリックします。
- [すべてのファイルとフォルダを表示する] を選択します。
- [登録されている拡張子は表示しない] のチェックをはずします。
- [OK] をクリックします。
A-1. 必要システム構成
システムが以下の要件を満たしていない場合は、Illustrator が正しく動作しないことがあります。
- インテル Pentium 4、インテル Centrino、インテル Xeon、またはインテル Core Duoクラスのプロセッサを搭載したコンピュータ
- Microsoft Windows XP(Service Pack 2)Home、Professional 日本語版、または Windows Vista Home Premium、Business、Ultimate 日本語版
- 512 MB 以上の RAM(1 GB 以上を推奨)
- 2 GB 以上の空き容量のあるハードディスク(インストール時には追加の空き容量が必要)
- 1024 x 768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ
- DVD-ROM ドライブ
- マルチメディア機能を使用するには QuickTime 7.1 が必要
- プロダクトアクティベーション(ライセンス認証)のためにインターネット接続環境または電話回線
- Adobe Stock Photos や付随するサービスのためにブロードバンドインターネット接続環境
注意 : コンピュータに搭載されているメモリ容量を確認するには以下の操作を行います。
- [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
- [パフォーマンスとメンテナンス] をクリックし、[システム] をダブルクリックします。
- [システムのプロパティ] ダイアログボックスの [全般] タブ下方にメモリ容量が表示されます。
A-2. 最新バージョンの Illustrator をインストール
最新バージョンの Illustrator では、オペレーティングシステムやドライバとの互換性が向上している場合があります。アップデートを行う前に、お使いのコンピュータが最新バージョンの必要システム構成を満たしているか確認してください。
無償アップデータは、以下の弊社 Web サイトからダウンロードできます。
URL : http://www.adobe.com/jp/support/downloads/
A-3. Windows Update
Windows のアップデートを行うことにより、アプリケーションのパフォーマンスや互換性の問題が改善される場合があります。以下の Microsoft 社 Web サイトから Service Pack およびその他のアップデータを入手することができます。インストール方法などの詳細については Microsoft 社テクニカルサポートにお問い合わせください。
Microsoft Windows Update
URL : http://www.windowsupdate.com/
重要 : システムアップデートをインストールする前に、Illustrator および使用するその他のソフトウェアやハードウェアの必要システム要件を確認し、互換性に問題が無いか確認してください。インストールするアップデートが存在しない場合は、サードパーティ製ソフトウェアおよびハードウェアの製造元へお問い合わせください。
最新版の Service Pack をインストールした後で Windows またはアプリケーションを再インストールした場合は、Service Pack を再度インストールする必要があります。アプリケーションによっては、共通に使用するシステムファイルをインストールするため、Service Pack によって更新された新しいバージョンが上書きされます。
A-4. 環境設定ファイルの再作成
Illustrator の環境設定ファイルを再作成することによって、環境設定ファイルの破損が原因で発生する問題を解決することができます。
注意 : 環境設定ファイルを再作成すると、保存されていないアクションは失われます。作成したアクションを保存するには、[アクション] パレットのパレットメニューから [アクションの保存] を選択します。
Illustrator の環境設定ファイルを再作成するには、以下の操作を行います。
- Illustrator を終了します。
- 以下の場所に保存されている「AIPrefs」ファイルのファイル名を変更します。(例 : 「AIPrefs.old」など)
Documents and Settings¥<ユーザ名>¥Application Data¥Adobe¥Adobe Illustrator CS3 Settings
- Illustrator を起動します。Illustrator は、起動時に新規環境設定ファイルを再作成します。
上記の操作を行っても問題が改善されない場合、問題の原因は環境設定ファイルの破損ではありません。環境設定ファイルを復元するには、再作成された環境設定ファイルを削除し、手順 2. で変更したファイル名を元に戻します。
A-5. Illustrator を単独で起動
Illustrator と同時に起動しているアプリケーションが、システムエラーまたはフリーズの原因となる場合があります。Windows の起動時に自動的に読み込まれるスタートアップ項目を含め、他のアプリケーションをすべて無効にした状態で Illustrator を起動し、問題が改善するかどうか確認します。
スタートアップ項目およびサービスを無効にするには、以下の操作を行います。
- すべてのアプリケーションを終了します。
- [ファイル] メニューから [ファイル名を指定して実行] を選択します。
- [名前] テキストボックスに「msconfig」と入力し、[OK] をクリックします。
- [スタートアップ] タブと [サービス] タブをそれぞれ選択してチェックが入っていない項目名をメモなどに記録します。
- [全般] タブをクリックし、[スタートアップのオプションを選択] を選択します。
- [スタートアップの項目を読み込む] からチェックをはずします。
※ [SYSTEM.INI ファイルを処理する]、[WIN.INI ファイルを処理する]、[システムサービスを読み込む] のチェックははずさないでください。
- [サービス] タブで [Microsoft のサービスを全て隠す] にチェックを入れ、[すべて無効にする] ボタンをクリックします。
- [FLEXnet Licensing Service] にチェックを入れます。
- [OK] をクリックします。
- 「システム構成の変更を有効にするには、再起動する必要があります。」と表示されたら [再起動] ボタンをクリックします。
注意 : 再起動後に「システム構成ユーティリティを使って Windows の開始方法を変更しました。」画面が表示される場合は [OK] をクリックし、[システム構成ユーティリティ] ダイアログボックスが表示されたら [キャンセル] をクリックします。
- Windows が起動したら、通知領域(タスクトレイ)に表示されているアイコンを右クリックして終了します。
- Illustrator を起動し、問題を再現します。
問題が再現しない場合 :
無効にしたスタートアップ項目のうちいずれかが、コンフリクトの原因となっている可能性があります。スタートアップ項目およびサービスを 1 つずつ有効にして、どの項目とコンフリクトを起こしているか特定し、アプリケーション、またはサービスをアップデートします。アップデートの詳細については、各製造元へお問い合わせください。
問題が再現する場合 :
スタートアップ項目およびサービスが問題の原因ではありません。Windows を通常モードで再起動し、次の手順に進みます。
通常モードで Windows を起動するには、以下の操作を行います。
- [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を選択し、「msconfig」と入力して [OK] をクリックします。
- [全般] タブをクリックし、[通常スタートアップ] を選択します。
- [OK] をクリックし、Windows を再起動します。
A-6. デスクトップからのインストール
デバイスドライバ、ウイルス対策ソフトウェアなど、いくつかのシステムコンポーネントがインストーラとコンフリクトを起こし、Illustrator が正しくインストールされない場合があります。これらのコンフリクトを回避するため、インストーラファイルをデスクトップにコピーしてインストールを行います。
以下の操作を行います。
- すべてのアプリケーションを終了します。
- [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
- [プログラムの追加と削除] をクリックします。
- [Adobe Illustrator CS3] を選択して [変更と削除] をクリックします。
- 「Adobe Illustrator CS3 コンポーネントの管理」画面で [Adobe Illustrator CS3 コンポーネントを削除] を選択して [次へ] をクリックします。
- 画面の指示に従い、アンインストールを完了します。
- Illustrator CS3 アプリケーション DVD をコンピュータの DVD-ROM ドライブに挿入します。
- [Adobe Illustrator CS3] ウインドウが表示されたら、[DVD コンテンツを参照] をクリックします。
- 「Adobe CS3」フォルダをデスクトップにドラッグ&ドロップしてコピーします。
- コピー完了後、アプリケーション DVD をコンピュータから取り出します。
- 手順 9. でコピーした「Adobe CS3」フォルダを開きます。
- 「Setup.exe」ファイルをダブルクリックします。
- 画面の指示に従い、インストールを完了します。インストール手順の詳細については、文書番号 231198 インストール手順(Windows 版 Illustrator CS3)を参照してください。
A-7.サードパーティ製プラグイン
使用しているサードパーティ製のプラグインが Illustrator コンフリクトを起こし、問題が発生することがあります。コンフリクトの原因となるプラグインを特定するには、以下の操作を行います。
- Illustrator を終了します。
- デスクトップに新規フォルダを作成します。
- 以下のフォルダから手順 2. で作成したフォルダへサードパーティ製プラグインをドラッグ&ドロップして移動します。
Program Files¥Adobe¥Adobe Illustrator CS3¥プラグイン
注意 : 追加プラグインフォルダを使用している場合は、インストール先のフォルダから別の場所へプラグインを移動します。追加プラグインフォルダの場所は [プラグイン・仮想記憶ディスク] 環境設定で確認することができます。
- Illustrator を起動し、問題を再現します。
問題が再現する場合 :
プラグインが問題の原因ではありません。手順 3. で移動したプラグインを元のフォルダに戻し、次のトラブルシューティングへ進みます。
問題が再現しない場合 :
移動したプラグインのいずれかが問題の原因となっている可能性があります。サードパーティ製プラグインが複数インストールされている場合は、移動したプラグインを 1 つずつ元のフォルダに戻し、そのつど問題が再現するか確認して原因となっているプラグインを特定します。問題の原因となるプラグインが特定できた場合は、使用している Illustrator のバージョンにプラグインが対応しているか、修正版またはアップデータがリリースされているかについて、プラグインの開発元にお問い合わせください。
B. トラブルシューティング/中級編
上記の手順で問題が解決しない場合は、以下のトラブルシューティングを行います。
B-1. スタートアップ項目とサービスを無効にしてインストール
Windows 起動時に自動的に読み込むデバイスドライバおよびソフトウェア(例えばスクリーンセーバやウイルス対策ユーティリティなど)は、Illustrator インストーラとコンフリクトを起こし、問題が発生する可能性があります。コンフリクトを避けるために、必要最小限のスタートアップ項目とサービスだけを有効にして Illustrator を再インストールします。
注意 : スタートアップ項目とサービスを無効にした状態で Windows を起動すると、システムの BIOS に非常に依存します。
- 以下のフォルダに個人用データが保存されている場合は、あらかじめ別の場所へ移動します。
Program Files¥Adobe¥Adobe Illustrator CS3
- A-6. の 1. ~ 10. を参照し、Illustrator のアンインストールおよびインストーラファイルのコピーを行います。
- A-5. を参照し、スタートアップ項目およびサービスを無効にして Windows を起動します。
- 手順 2. でデスクトップにコピーした「Adobe CS3」フォルダを開き、「Setup.exe」ファイルをダブルクリックします。
- 画面の指示に従い、インストールを完了します。
通常モードで Windows を起動するには、以下の操作を行います。
- [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を選択し、「msconfig」と入力して [OK] をクリックします。
- [全般] タブをクリックし、[通常スタートアップ] を選択します。
- [OK] をクリックし、Windows を再起動します。
B-2. 新規ユーザアカウント
問題が発生する際にログインしているユーザアカウントと同等の権限を持った新規ユーザアカウントを作成します。新規ユーザアカウントでログインして問題が解決した場合、既存のユーザアカウントが破損している可能性があります。ユーザアカウントの作成方法について詳しくは、Windows ヘルプを参照するか、システム管理者にお問い合わせください。
B-3. ディスプレイカードドライバ
ディスプレイカードの製造元の多くは、頻繁にドライバソフトウェアのアップデートを行っています。ディスプレイカードドライバをアップデートしていない場合は、最新のドライバについてディスプレイカードの製造元に問い合わせるか、製造元の Web サイトから最新のものをダウンロードしてください。(ディスプレイカードの製造元は、デバイスマネージャで確認することができます。)ディスプレイカードの色深度および解像度を変更するか、ハードウェアアクセラレータを無効にすることによってアプリケーションとの互換性を確認することができます。互換性の無い古いドライバを削除して新しいドライバをインストールする場合は、必ず付属のマニュアルや製造元の指示に従ってください。また完全に削除されていない古いドライバによって問題が発生する可能性があります。
ディスプレイカードの色深度および解像度を変更するには、以下の操作を行います。
- デスクトップ上で右クリックし、メニューから [プロパティ] を選択します。
- [設定] タブをクリックします。
- [画面の色] セクションの設定を変更します。
- [最高(32 ビット)] が選択されている場合は [中(16 ビット)] を選択します。
- [中(16 ビット)] が選択されている場合は [最高(32 ビット)] を選択します。 - [画面の解像度] セクションの設定を変更します。
- 解像度が 1024 x 768 ピクセルに設定されている場合は、スライダを右または左に移動して 1280 x 1024 ピクセル、または 800 x 600 ピクセルに変更します。
- 解像度が 1024 x 768 ピクセル以外に設定されている場合は、スライダを移動して 1024 x 768 ピクセルに設定します。 - [適用] をクリックします。
- 「新しい設定を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。」と表示されたら [はい] をクリックして Windows を再起動します。
- Windows 起動後に Illustrator を起動し、問題を再現します。
画面の色と解像度を変更して問題が解決した場合は、ディスプレイカードドライバのアップデートについて製造元へお問い合わせください。
注意 : 上記の設定変更を行うと、Illustrator と同時に起動する他のアプリケーションの動作に影響を及ぼす可能性があります。
ハードウェアアクセラレータを無効にするには、以下の操作を行います。
- デスクトップ上で右クリックし、メニューから [プロパティ] を選択します。
- [設定] タブを選択し、[詳細設定] ボタンをクリックします。
- [トラブルシューティング] タブを選択します。
- [ハードウェア アクセラレータ] スライダを左端に動かします。
- [OK] をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
- Windows を再起動します。
- Illustrator を起動し、問題を再現します。
問題が再現しない場合は、ディスプレイカードドライバのアップデートについて製造元へお問い合わせください。
B-4. その他のデバイスドライバ
ディスプレイカードドライバをアップデートしても問題が解決しない場合は、デバイスマネージャですべてのデバイスドライバが Windows XP に対応していることを確認します。デバイスドライバは、Windows XP がスキャナ、ディスプレイカード、マウスデバイス、キーボードのようなデバイスと通信するためのソフトウェアです。最新のドライバに関する情報は、デバイスの製造元にお問い合わせください。
デバイスドライバの問題を確認するには、以下の操作を行います。
- [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
- [パフォーマンスとメンテナンス] をクリックします。
- [システム] をクリックします。
- [システムのプロパティ] ダイアログボックスの [ハードウェア] タブをクリックします。
- [デバイスマネージャ] セクションの [デバイスマネージャ] ボタンをクリックします。
- 各デバイスの左隣にあるプラス「+」記号をクリックします。
- [ ! ] [ ? ] [×] マークのついたデバイスがある場合は、そのデバイスをダブルクリックします。
- デバイスの状態を確認します。
- [デバイスの状態] セクションを確認します。デバイスが正しく機能していない場合は、この情報を参考にしてトラブルシューティングを行います。
- [<デバイス名>のプロパティ] ダイアログボックスに [ドライバ] タブが表示される場合はクリックします。[ドライバ] タブにドライバの製造元が表示されない場合は、[ドライバの詳細] をクリックします。製造元が Microsoft 社の場合は、汎用のドライバを使用している可能性があります。デバイスの製造元から最新のドライバを入手してください。
B-5. フォントのトラブルシューティング
フォントが問題の原因となっているかどうかを特定するために、アクティブな TrueType フォントを別の場所へ移動して動作を確認します。
注意 : Windows XP によってインストールされた TrueType フォントは移動させないでください。これらのフォントのリストについては、次の文書を参考にしてください。
文書番号 221220 WindowsXP によってインストールされるTrueTypeフォント
以下の操作を実行します。
- 新しいフォルダを任意に作成します。(例: C¥TrueType など)
- 「Windows¥Fonts」フォルダを開きます。
- Windows によってインストールされているもの以外の TrueType フォントファイルを、手順 1. で作成したフォルダに移動します。
- Windows を再起動します。
- 手順 3. で移動したフォントのいくつかを「Fonts」フォルダに戻します。
- Windows を再起動します。
- Illustrator を起動し、問題を再現します。
問題が再現する場合 :
手順 5. で移動したフォントのいずれかが原因となっています。これらのフォントを「Windows¥Fonts」フォルダから移動し、手順 5. ~ 7. を繰り返します。ただしこの場合は、一度に 1 つずつフォントを移動させます。問題が再現された際には、以下のいずれか、もしくは複数の操作を行ってください。
- FontMaster などのサードパーティ製フォント管理ユーティリティを使用している場合は、ユーティリティを使用してフォントを削除します。操作方法についての詳細は、フォント管理ユーティリティに付属のマニュアルを参照してください。
- フォントを削除し、オリジナルのメディアからフォントを再インストールします。
- フォントのアップデートについて、フォントメーカーへお問い合わせください。
問題が再現しない場合 :
手順 5. ~ 7. を別のフォントに対して繰り返し行います。
B-6. 一時ファイルの最適化
Windows XP およびアプリケーションは、作業データを一時ファイル(*.tmp)としてハードディスク上に保存します。一時ファイルは、通常アプリケーションの終了時に削除されますが、アプリケーションが正常に終了しなかった場合に削除されないことがあります。サイズの大きいファイルや古いファイルは Windows XP またはアプリケーションのパフォーマンスに影響を及ぼすことがあります。Windows に付属しているディスククリーンアップ、または以下の手順のどちらかを使用して、一時ファイルを削除します。不要な一時ファイルを削除することによって、問題の改善に繋がる場合があります。また、一時ファイルが保存されるハードディスク上に最低でも 50 MB の空き容量を確保します。
注意 : この作業は定期的に行うことを推奨します。Windows XP やアプリケーションが終了する際、通常一時ファイルは自動的に削除されます。しかし、Windows XP やアプリケーションが正常に終了しなかった場合、一時ファイルがハードディスクに蓄積されることがあります。
ディスククリーンアップユーティリティを使用して一時ファイルを削除するには、以下の操作を行います。
- すべてのアプリケーションを終了します。
- [スタート] メニューから [すべてのプログラム] - [アクセサリ] を選択し、[システムツール] - [ディスククリーンアップ] を選択します。
- ディスククリーンアップが起動し、ファイルのスキャンが開始されます。
- スキャン完了後、[ディスククリーンアップ - <ドライブ名>] ダイアログボックスが表示されます。
- [削除するファイル] リストで、[一時ファイル] およびその他の削除する項目にチェックを入れて [OK] をクリックします。
- ファイルの削除が開始されます。完了後、ディスククリーンアップユーティリティは自動的に終了します。
ディスククリーンアップの詳細については Windows ヘルプを参照してください。
一時ファイルを手動で削除するには、以下の操作を行います。
- すべてのアプリケーションを終了します。
- [スタート] メニューから [検索] - [ファイルとフォルダすべて] を選択します。
- [ファイル名のすべてまたは一部] テキストボックスに「*.tmp」(かぎ括弧は入力しません)と入力します。
- [探す場所] プルダウンメニューから [マイコンピュータ] を選択します。
- [検索] をクリックします。
- 検索結果が表示されたら、[編集] メニューから [すべて選択] を選択します。
- [ファイル] メニューから [削除] を選択します。
- [はい] をクリックして、ファイルをごみ箱に移動します。
- 削除したくないファイルがごみ箱に残っている場合は、それらを別の場所に移動してから、ごみ箱を空にします。
一時ファイルが書き込まれるハードディスク上に 50 MB 以上の空き容量を確保するには、以下の操作を行います。
- すべてのアプリケーションを終了します。
- [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
- [パフォーマンスとメンテナンス] をクリックします。
- [システム] をクリックします。
- [システムのプロパティ] ダイアログボックス表示されたら [詳細設定] タブをクリックし、[環境変数] ボタンをクリックします。
- [<ユーザ名>のユーザー環境変数] セクションの [変数] の項目から [TEMP] の行を見つけ、[値] に表示されているフォルダを確認します。
※ フォルダの完全なパス名が見えない場合、項目をダブルクリックして [変数値] テキストボックスのフォルダ名を確認します。
- Windows XP のエクスプローラで、手順 6. で確認したフォルダが最低でも 50 MB 以上の空き容量を持ち、圧縮されていないドライブ上に存在するかどうかを確認します。
- 「Temp」フォルダが存在しない場合 : 「Temp」フォルダを新規作成します。
- ドライブに十分な空き容量がない場合 : 不要なファイルを削除することによって、空き容量を増やします。空き容量を判断するには、ドライブを右クリックし、、ポップアップメニューから [プロパティ] を選択します。
注意 : [TEMP] 変数が存在しない場合、システム管理者に相談してください。
B-7. 仮想メモリの設定
仮想メモリによって、システムがメモリ(RAM)に保管する情報をハードディスクへ保存することが可能となります。Windows XP ではページングファイルを使用して仮想メモリを管理していますが、最小と最大のサイズを任意の値で設定することもできます。設定したページングファイルのサイズが Windows XP の初期設定と異なっている場合に、アプリケーションがエラーを返すことがあります。ただし、いくつかのアプリケーションは、Windows の初期設定とは異なるページングファイルサイズを要求する場合もあるため、他のアプリケーションに悪影響を与えない場合にのみ以下の操作を行ってページングファイルのサイズを変更してください。
注意 : コンピュータのページングファイルのサイズを変更する際は、管理者権限でログインしている必要があります。
ページングファイルのサイズを変更するには、以下の操作を行います。
- すべてのアプリケーションを終了します。
- [スタート] メニューから [コントロールパネル] を選択します。
- [パフォーマンスとメンテナンス] をクリックします。
- [システム] をクリックします。
- [詳細設定] タブをクリックし、[パフォーマンス] セクションの [設定] ボタンをクリックします。
- [パフォーマンスオプション] ダイアログボックスの [詳細設定] タブをクリックします。
- [仮想メモリ] セクションの [変更] をクリックします。
- ドライブのリストから、搭載メモリの 3 倍以上の空き容量があるハードディスクを選択します。
注意 : ドライブの空き容量を確認するには、ドライブ名をクリックします。[選択したドライブのページングファイルサイズ] セクションに空き容量が表示されます。
- [選択したドライブのページングファイルサイズ] セクションで、[初期サイズ] フィールドに搭載メモリ容量の 1.5 倍の値を入力します。
※ 例えば搭載メモリ容量が 1 GB(1024 MB)の場合は、1536 MB になります。 - [最大サイズ] フィールドに搭載メモリ容量の 2 倍の値を入力します。
- [設定] をクリックし、[OK] をクリックして仮想メモリダイアログボックスを閉じます。
- 「変更結果はコンピュータを再起動しなければ有効になりません。」という警告が表示されたら [OK] をクリックします。
- [OK] をクリックして [パフォーマンスオプション] ダイアログボックスと [システムのプロパティ] ダイアログボックスを閉じます。
- 「新しい設定を有効にするには、コンピュータを再起動する必要があります。」と表示されたら [はい] をクリックし、Windows を再起動します。
B-8. 仮想記憶ディスク
画像の編集の際にメモリ容量が不足すると、Illustrator は仮想記憶ディスクを使用します。仮想記憶ディスクとは一時的な作業用ディスクスペースです。Illustrator は、2 つの仮想記憶ディスクをそれぞれ 2 GB まで設定することが可能です。仮想記憶ディスクは、パーティションごとに設定します。
仮想記憶ディスクに指定するパーティションには、作業する画像ファイルの 3 倍から 5 倍程度の空き容量が必要です。空き容量が不足している場合は、B-6. の操作を行いディスクの空き容量を確保してください。
Illustrator の仮想記憶ディスクを設定するには、以下の操作を行います。
- Illustrator を起動します。
- [編集] メニューから [環境設定] - [プラグイン・仮想記憶ディスク] を選択します。
- [仮想記憶ディスク] セクションの [ディスク 1] ポップアップメニューから一次仮想記憶ディスクとして使用するディスクを選択します。
※ ハードディスクが複数ある場合は [ディスク 2] ポップアップメニューから 2 つめの仮想記憶ディスクとして使用するディスクを選択することも可能です。
- [OK] をクリックします。
B-9. ハードディスクの修復とデフラグ
システムエラーは、破損したセクタまたは断片化されたファイルがハードディスクに存在する場合に起こることがあります。Windows またはサードパーティ製ディスクユーティリティ(例 : Symantec 社の Norton Utilities)に付属しているエラーチェックツールおよびディスクデフラグユーティリティを使って、ハードディスクを修復し、断片化を解消します。これらのユーティリティは、それぞれのハードディスクまたはパーティションごとに実行する必要があります。Windows のエラーチェックツールおよびディスクデフラグユーティリティの詳細については、以下を参照してください。サードパーティ製ディスクユーティリティの詳細については、そのユーティリティのマニュアルを参照してください。
エラーチェックツールは、不良セクタ、リンクの切れたアロケーションユニット、ファイルの断片、相互リンクされたファイル、そして無効なファイル名を修復します。
エラーチェックツールを使用するには、以下の操作を行います。
- [スタート] メニューから [マイコンピュータ] を選択します。
- エラーチェックを行うハードディスクを右クリックして [プロパティ] を選択します。
- [<ディスク名>のプロパティ] ダイアログボックスで [ツール] タブをクリックします。
- [エラーチェック] セクションの [チェックする] ボタンをクリックします。
- [ディスクのチェック<ディスク名>] ダイアログボックスで [開始] ボタンをクリックします。
注意 : ディスクデフラグがファイルをディスクの不良セクタに移動させてしまうことを回避するために、ディスクデフラグの前にエラーチェックを実行してください。
「ディスクデフラグ」ユーティリティを使用するには、以下の操作手順を行います。
- [スタート] メニューから [プログラム] - [アクセサリ] - [システムツール] を選択します。
- [システムツール] から [ディスクデフラグ] を選択します。
B-10. システムのウイルススキャン
最新のウイルス対策ソフトウェア(Norton AntiVirus、McAfee AntiVirus など)を使って、システムのウイルスをチェックします。ウイルスに感染すると、ソフトウェアが破壊され、システムエラーが発生することがあります。詳細は、ウイルス対策ソフトウェアのヘルプやマニュアルを参照してください。
B-11. 問題の原因となるファイルまたはアプリケーションの特定
エラーメッセージの内容などから問題の原因となっているファイルが特定できる場合、同じアプリケーションでファイルを再作成します。問題が解決できない場合は、ファイルを作成したアプリケーションを再インストールします。破損したファイルによって問題が発生している場合、そのファイルに関連しているアプリケーションを再インストールすることで問題が解決できる可能性があります。
Windows のファイルに対してエラーメッセージが表示される場合は、Microsoft 社のテクニカルサポートへお問い合わせください。
C. トラブルシューティング/上級編
上記セクションで問題が解決できない場合、Illustrator とハードウェアがコンフリクトを起こしている可能性があります。以下の操作を行って、ハードウェアコンフリクトの問題を特定します。
警告 : 弊社ではハードウェアについてのサポートは行っておりません。以下の内容はサービスの一環として提供するものです。ハードウェアの問題に関する詳細は、ハードウェアの製造元または正規販売店にお問い合わせください。ハードウェアのトラブルシューティングを自分で行うと、コンピュータの保証が無効になることがあります。
注意 : ハードウェアを取りはずしたり付け替える場合は、必ずコンピュータと周辺機器の電源を切ってから行ってください。
C-1. Windows XP と Illustrator の再インストール
Windows XP をクリーンインストールし、その後 Illustrator のみをオリジナルのアプリケーション DVD からインストールします。クリーンインストールを行うとすべてのファイルが消去されるため、必ず事前に個人用データのバックアップを作成してから作業を行ってください。また、すべてのアプリケーションおよびシステムのインストールディスクが揃っていることを確認してください。この手順は、特に以前のバージョンの Windows から Windows XP にアップグレードし、以前のバージョンを上書きしている場合に有効です。
注意 : 問題が解決したことを確認できるまでは、追加で他のソフトウェアまたはハードウェアをインストールしないでください。Windows および Illustrator の再インストールを行う代わりに、システムの復元および修復を行わないでください。アプリケーションまたは Windows システムが問題の原因となっている場合にいずれか一方を復元すると、問題が再現することがあります。
Windows XP のクリーンインストールについての詳細は、以下の Microsoft 社技術情報を参照するか、コンピュータの販売元へお問い合わせください。
「Windows XP のインプレースアップグレード(再インストール)を実行する方法」
URL : http://support.microsoft.com/kb/315341/ja
Windows XP と Illustrator を再インストールした後、問題が再現するか確認します。
問題が再現しない場合 :
他のアプリケーションを一度に 1 つずつインストールし、問題が発生するか確認します。ある特定のアプリケーションをインストールした直後に問題が発生するようになった場合、そのアプリケーションが原因となっている可能性があります。アプリケーションの開発元へアップデートの情報などについてお問い合わせください。
問題が再現する場合 :
Windows および Illustrator のみがインストールされている状態で問題が発生する場合、ハードウェアに関連した問題が原因となっている可能性があります。ハードウェアの製造元または正規販売店へお問い合わせください。
C-2. SCSI のトラブルシューティング
内部または外部 SCSI デバイス用の SCSI カードが搭載されている場合は、カードの設定が正しく、SCSI チェーンが適切に接続されていることを確認します。さらに、SCSI ドライバをアップデートし、ハードウェアやケーブルの破損をチェックします。詳細は、SCSI カードの製造元にお問い合わせください。
C-3. RAM(SIMM または DIMM)のトラブルシューティング
コンピュータ本体にメモリモジュールが正しく取り付けられており、問題の原因ではないことを確認するために、以下のいずれかまたは両方を行います。
- RAM の取り付け位置を変えてみます。
- Windows と Illustrator の起動に必要な最小限の RAM を残し、それ以外を取りはずした状態で問題が発生するかどうかを確認します。
※ 問題が引き続き発生する場合は、取りはずした RAM と取り付けてある RAM とを入れ替え、再度問題が発生するかどうか確認します。特定のメモリを取り外すことで問題が発生しなくなる場合、取り外した RAM のうちの 1 つまたは複数がエラーを引き起こす原因となっていることが考えられます。
RAM の取り付けや取り外し、および問題についての詳細は、RAM の製造元にお問い合わせください。
関連ドキュメント (Related Records)
文書番号 224827 インストール時における問題のトラブルシューティング(Windows 版 Illustrator CS-CS3)
文書番号 231198 インストール手順(Windows 版 Illustrator CS3)
文書番号 231200 アップグレードインストール手順(Windows 版 Illustrator CS3)
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