Windows XP でのインストール時における問題のトラブルシューティング(Creative Suite 3)
この情報は、米国アドビシステムズ社が提供している情報をもとにローカライズし、作成したものです。
内容 (What's Covered)
C-1. 別のコンピュータへのインストール
この文書は、Windows XP に Adobe Creative Suite 3 をインストールする際に起こるさまざまな問題を解決するのに役立ちます。インストール時に生じる問題は、マウスカーソルや画面のちらつき、エラーメッセージの表示など、さまざまな形で現れます。
注意 : この文書はシリアル番号に関する問題には対応しておりません。シリアル番号に関する問題については、弊社カスタマーサービスにお問い合わせください。問い合わせ窓口については、弊社 Web サイト http://www.adobe.com/jp/misc/comments.html を参照してください。
アプリケーションのインストールを正常に完了できない場合、Windows の AutoPlay 機能や他アプリケーションとのコンフリクト、レジストリの破損やハードウェアなど、さまざまな原因が考えられます。この文書を最大限に活用するため、以下の作業を順序どおりに行ってください。また、行った作業とその結果を、エラーメッセージの内容や現象の詳細などを含めて記録しておくことをお勧めします。それらの情報を元に、弊社テクニカルサポートはさらに適切なサポートを提供することができます。
注意 : この文書に記載の手順は Windows XP の初期設定のインターフェースを前提として記述されています。インターフェースがカスタマイズされている場合、いくつかの操作は記載の手順とは異なります。例えば [スタート] メニューの [コントロールパネル] が、環境によっては [スタート] - [設定] - [コントロールパネル] となる場合があります。
A. トラブルシューティング/初級編
このセクションでは、インストール時に発生する最も一般的な問題についてのトラブルシューティングを行います。各ステップの手順を行った後にコンピュータを再起動してから、インストールを行ってください。
一部の作業では隠しファイルを見つけ、その拡張子(例えば「filename.ini」ファイルの「*.ini」)をもとにファイル名を確認する必要があります。Windows の初期設定では隠しファイルや拡張子が非表示になっています。
以下の操作手順を行い、 隠しファイルや隠しフォルダ、ファイル名の拡張子を表示します。
- マイコンピュータを開きます。
- [ツール] メニューから [フォルダオプション] を選択します。
- [表示] タブをクリックします。
- [すべてのファイルとフォルダを表示する] を選択します。
- [登録されている拡張子は表示しない] のチェックをはずします。
- [OK] をクリックします。
A-1. 必要システム構成
システムが以下の要件を満たしていない場合は、Creative Suite 3 が正しくインストールしないことがあります。
Creative Suite 3 Design Edition
- インテル Pentium 4、インテル Centrino、インテル Xeon、またはインテル Core Duoクラスのプロセッサを搭載したコンピュータ
- Microsoft Windows XP(Service Pack 2)日本語版、または Windows Vista Home Premium、Business、Ultimate 日本語版
- 1 GB 以上の RAM
- 5 GB 以上(Standard 版 は 4 GB 以上)の空き容量のあるハードディスク(インストール時には追加の空き容量が必要)
- 1024 x 768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ
- DVD-ROM ドライブ
- マルチメディア機能を利用するためには QuickTime 7.1 が必要
- Adobe Photoshop CS3 Extended の一部の 3D 機能を利用するには、64 MB 以上の VRAM を搭載し、Microsoft DirectX 9 に対応するグラフィックカードが必要*Premium 版のみ
- プロダクトアクティベーション(ライセンス認証)のためにインターネット接続または電話回線
- Adobe Stock Photos や付随するサービスのためにブロードバンドインターネット接続
Creative Suite 3 Web Edition
- インテル Pentium 4、インテル Centrino、インテル Xeon、またはインテル Core Duoクラスのプロセッサを搭載したコンピュータ
- Microsoft Windows XP(Service Pack 2)日本語版、または Windows Vista Home Premium、Business、Ultimate 日本語版
- 1 GB 以上の RAM
- 5 GB 以上(Standard 版は 3 GB 以上)の空き容量のあるハードディスク(インストール時には追加の空き容量が必要)
- 1024 x 768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ
- DVD-ROM ドライブ
- マルチメディア機能を利用するためには QuickTime 7.1 が必要
- Adobe Photoshop CS3 Extended の一部の 3D 機能を利用するには、64 MB 以上の VRAM を搭載し、Microsoft DirectX 9 に対応するグラフィックカードが必要*Premium 版のみ
- プロダクトアクティベーション(ライセンス認証)のためにインターネット接続または電話回線
- Adobe Stock Photos や付随するサービスのためにブロードバンドインターネット接続
Creative Suite 3 Production Premium
- インテル Pentium 4(DV 用には 1.4 GHz 以上のプロセッサ、HDV 用には 3.4 GHz 以上のプロセッサ)、インテル Centrino、インテル Xeon(HD 用には 2.8 GHz 以上のデュアルプロセッサ)、インテル Core Duo もしくは同等のプロセッサ、または SSE2 対応の AMD プロセッサを搭載したコンピュータ
- Microsoft Windows XP(Service Pack 2)日本語版、または Windows Vista Home Premium、Business、Ultimate 日本語版
- 1 GB 以上の RAM(HD/HDV 用には 2 GB 以上を推奨。複数のコンポーネントを使用するときは追加の RAM が必要)
- 23.5 GB 以上の空き容量のあるハードディスク(インストール時には最大 1 GB の追加の空き容量が必要)
- DV/HDV 用には 7200 RPM 以上のハードディスク、HD 用には RAID 0 でストライピングされたディスクアレイ(SCSI ディスクサブシステムを推奨)
- Microsoft DirectX または ASIO 対応のオーディオインタフェース
- 1280 x 1024 以上の画像解像度をサポートするディスプレイおよび 32 bit 以上のビデオカード、GPU アクセラレーションプレビューをサポートするアドビ認定グラフィックカード
- Adobe Photoshop CS3 Extended の一部の 3D 機能を利用するには、64 MB 以上の VRAM を備えた Microsoft DirectX 9 に対応するグラフィックカード、Adobe After Effects CS3 Professional を使用するには、OpenGL 2.0 対応のグラフィックカード(NVIDIA 社製を推奨)が必要
- SD/HD ワークフローには、キャプチャおよびテープへの書き出し用にアドビ認定のカード
- DVD-ROM ドライブ
- ブルーレイディスクの作成にはブルーレイディスクドライブが必要
- DVD を作成する場合は DVD+-R 書き込み用ドライブが必要
- DV および HDV キャプチャ、テープへの書き出し、DV デバイスへの伝送用に、OHCI IEEE 1394 ポート
- QuickTime 機能を使用するには QuickTime 7.1.5 が必要
- プロダクトアクティベーション(ライセンス認証)のためにインターネット接続または電話回線
- Adobe Stock Photos や付随するサービスのためにブロードバンドインターネット接続
Creative Suite 3 Master Collection
- インテル Pentium 4(DV 用には 1.4 GHz 以上のプロセッサ、HDV 用には 3.4 GHz 以上のプロセッサ)、インテル Centrino、インテル Xeon(HD 用には 2.8 GHz 以上のデュアルプロセッサ)、インテル Core Duo もしくは同等のプロセッサ、または SSE2 対応の AMD プロセッサを搭載したコンピュータ
- Microsoft Windows XP(Service Pack 2)日本語版、または Windows Vista Home Premium、Business、Ultimate 日本語版
- 1 GB 以上の RAM(HD/HDV 用には 2 GB 以上を推奨。複数のコンポーネントを使用するときは追加の RAM が必要)
- 24.6 GB 以上の空き容量のあるハードディスク(インストール時には最大 1 GB の追加の空き容量が必要)
- DV/HDV 用には 7200 RPM 以上のハードディスク、HD 用には RAID 0 でストライピングされたディスクアレイ(SCSI ディスクサブシステムを推奨)
- Microsoft DirectX または ASIO 対応のオーディオインタフェース
- 1280 x 1024 以上の画像解像度をサポートするディスプレイおよび 32 bit 以上のビデオカード、GPU アクセラレーションプレビューをサポートするアドビ認定グラフィックカード
- Adobe Photoshop CS3 Extended の一部の 3D 機能を利用するには、64 MB 以上の VRAM を備えた Microsoft DirectX 9 に対応するグラフィックカード、Adobe After Effects CS3 Professional を使用するには、OpenGL 2.0 対応のグラフィックカード(NVIDIA 社製を推奨)が必要
- SD/HD ワークフローには、キャプチャおよびテープへの書き出し用にアドビ認定のカード
- DVD-ROM ドライブ
- ブルーレイディスクの作成にはブルーレイディスクドライブが必要
- DVD を作成する場合は DVD+-R 書き込み用ドライブが必要
- DV および HDV キャプチャ、テープへの書き出し、DV デバイスへの伝送用に、OHCI IEEE 1394 ポート
- QuickTime 機能を使用するには QuickTime 7.1.5 が必要
- プロダクトアクティベーション(ライセンス認証)のためにインターネット接続または電話回線
- Adobe Stock Photos や付随するサービスのためにブロードバンドインターネット接続
コンピュータに搭載されているメモリ容量を確認するには、以下の操作手順を実行します 。
- [スタート] メニューから [コントロールパネル] をクリックします。
- [システム] をダブルクリックします。
- [システムのプロパティ] ダイアログボックスの [全般] タブ内に搭載メモリ容量が表示されます。
Creative Suite をインストールする際、インストール先のドライブを選択する画面で、インストールに必要な容量、現在の空き容量、インストール後の空き容量を確認することができます。インストールオプションから [選択したコンポーネント] を選択した場合、リスト下部に選択したコンポーネントに必要な空き容量が表示されます。
利用可能な空き容量が不足している場合、ディスククリーンアップを起動し、テンポラリファイルやインターネット一時ファイル、ごみ箱内のファイルなどを削除します。ディスククリーンアップを起動するには、[スタート] メニューから [すべてのプログラム] - [アクセサリ] - [システムツール] - [ディスククリーンアップ] を選択します。
A-2. DVD と DVD-ROM ドライブの確認
DVD に塵や埃がついていると、インストール中に DVD-ROM ドライブが DVD を認識できないことがあります。Creative Suite アプリケーション DVD-ROM に塵や埃、指紋などが付着していないか確認してください。綿くずなどが出ない柔らかい布で、DVD-ROM の表面を中心から外側に向かって軽く拭きとってください。
また、DVD-ROM ドライブで他の DVD を読み込めるか確認してください。読み込めない場合は、DVD のケースまたは DVD-ROM のトレイが汚れていないか確認し、綿くずなどが出ない柔らかい布で掃除します。それでも他の DVD が読み込めないときは、DVD-ROM ドライブの製造元か、もしくはコンピュータの製造元にお問い合わせください。
B.トラブルシューティング/中級編
上記のセクションの作業で問題が改善されない場合、以下のトラブルシューティングを行います。
注意 : インストールが不完全な形で終了した場合、インストーラは一時ファイルを削除できない場合があります。一時ファイルが問題の原因となっている場合、Creative Suite を再インストールする際にインストーラからエラーが発生する可能性があります。
B-1. デスクトップからのインストール
デバイスドライバやウイルス対策ソフトウェアおよびいくつかのシステム設定は Creative Suite 3 インストーラとコンフリクトを起こす可能性があり、インストールが正常に完了しない場合があります。デスクトップからのインストールを行うことで、これらのトラブルを回避することができます。
Creative Suite 3 をデスクトップ上からインストールするには、以下の操作を行います。
Creative Suite 3 アプリケーションをデスクトップにコピーします。
- すべてのアプリケーションを終了します。
- Creative Suite 3 アプリケーション DVD を DVD-ROM ドライブに挿入します。
- 表示されるウインドウを終了します。
- [スタート] メニューから [マイコンピュータ] を開きます。
- Creative Suite 3 の DVD アイコンを右クリックして、[開く] を選択します。
※ ディスク名は Edition によって異なります。例えば、Creative Suite 3 Web Premium のディスク名は「Adobe CS3 Web Premium」となります。
- 「Adobe CS3」フォルダをデスクトップにドラッグ & ドロップします。
スタートアップアイテムとサービスを無効にします。
- [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を選択します。
- [名前] テキストボックスに「msconfig」と入力し、[OK] をクリックします。
- [スタートアップ] タブ上の [すべてを無効にする] をクリックします。
- [サービス] タブをクリックし、[Microsoft のサービスを全て隠す] にチェックを入れて [すべて無効にする] ボタンをクリックします。
- 表示される[システム構成] ダイアログボックス内の [再起動] をクリックします。
- 再起動した際、「システム構成ユーリティリティを使って Windows の開始を変更しました。」と通知されることを確認し、[OK] をクリックします。
- [システム構成ユーリティリティ] が表示されたら [キャンセル] をクリックします。
- デスクトップにコピーした「Adobe CS3」フォルダを開き、「Setup.exe」ファイルをダブルクリックします。
- 画面上の指示に従いインストールを完了します。
Creative Suite 3 インストール終了後、スタートアップ項目とサービスを有効にします。
- [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行] を選択します。
- [名前] テキストボックスに「msconfig」と入力し、[OK] をクリックします。
- [全般] タブの [通常スタートアップ] を選択して [OK] をクリックし、コンピュータを再起動します。
B-2. 別のハードディスクへのインストール
ハードディスクに問題がある場合、Creative Suite を正しくインストールできません。Creative Suite を別のハードディスクにインストールすることで、元のインストール先ハードディスクが問題の原因になっているかを特定できます。
注意 : 他のハードディスクにインストールする前に、あらかじめ Creative Suite のアプリケーションを全て削除するようにしてください。
B-3. テンポラリファイルの最適化
テンポラリ(.tmp)ファイルは、アプリケーション作業中に作成される一時的なファイルです。保存されたテンポラリファイルはアプリケーションを終了した際に削除されますが、システムエラーや動作異常によって、アプリケーション終了時に削除されなかったテンポラリファイルが蓄積され、ディスクスペースを占有して問題の原因となることがあります。
不要なテンポラリファイルを削除することによって問題を回避できる可能性があります。Windows ディスククリーンアップユーティリティを使用して、テンポラリファイルを削除します。ディスククリーンアップユーティリティを起動するには、[スタート] メニューから [すべてのプログラム] - [アクセサリ] - [システムツール] - [ディスク クリーンアップ] を選択します。ディスククリーンアップの詳細については Windows ヘルプを参照してください。
B-4. ハードディスクの修復とデフラグ
ハードディスクに不良セクタや断片化したファイルがあると、システムエラーが発生することがあります。Windows に付属のエラーチェックツールとディスクデフラグユーティリティ、またはサードパーティ製のディスクユーティリティ(Symantec 社の Norton Utilities など)を使用して、ハードディスクを修復し断片化を解消します。エラーチェックやディスクデフラグツールについての詳細は下記を参照してください。他社製ディスクユーティリティソフトについての詳細は、そのユーティリティに付属の説明書を参照してください。
エラーチェックツールは、不良セクタ、リンクの切れたアロケーションユニット、ファイルの断片、相互リンクされたファイル、無効なファイル名を修復します。エラーチェックツールを起動するには、以下の操作を行ってください。
- デスクトップの [マイコンピュータ] をダブルクリックするか、[スタート] メニューから [マイコンピュータ] を選択します。
- 任意のハードディスクを右クリックし、[プロパティ] を選択します。
- 表示される [ローカルディスク<ドライブ名>のプロパティ] ダイアログボックスから [ツール] タブをクリックします。
- [エラーチェック] セクションの [チェックする] をクリックします。
ディスクデフラグユーティリティは、ファイルや未使用領域を整理して、ハードディスクを最適化します。
注意 : ディスクデフラグツールがディスク上の問題のあるセクタにファイルを移動しないように、ディスクデフラグツールを使用する前にエラーチェックツールを実行してください。エラーチェックにより、修復不可能なエラーが検知された場合は、コンピュータの製造元にお問い合わせください。
ディスクデフラグを起動するには、[スタート] メニューから [プログラム] - [アクセサリ] - [システムツール] - [ディスクデフラグ] を選択します。
B-5. システムのウイルススキャン
システムがウイルスに感染すると、Creative Suite インストーラの動作にも影響を及ぼす可能性があります。最新のウイルス対策ソフトウェア(例 : Symantec 社の Norton AntiVirus、McAfee 社の VirusScan など)を使用して、システム内のウイルスを検索します。ウイルス感染は、ソフトウェアを破壊し、エラーの原因となる場合があります。詳細についてはウイルス対策ソフトウェアに付属のマニュアルやヘルプをご参照ください。
C. トラブルシューティング/上級編
上記のセクションの作業で問題が改善されない場合、Creative Suite のインストーラとハードウェアとがコンフリクトを起こしている可能性があります。
C-1. 別のコンピュータへのインストール
別のコンピュータに Creative Suite 3 をインストールすることによって、使用しているコンピュータ特有の問題かどうかを判断することができます。別のコンピュータでインストールが可能な場合、使用しているコンピュータの製造元にお問い合わせください。別のコンピュータでも同様の問題が再現される場合は、弊社テクニカルサポートにお問い合わせください。
C-2. ユーザフォーラム
以下の弊社ユーザフォーラムにおいて、弊社製品を使用しているユーザから同じような問題が報告されているかを参照することができます。別のコンピュータでも同じ問題が確認できた場合、弊社テクニカルサポートにおいても、問題を再現し検証を行える可能性があります。該当する情報がない場合は、システム関連、またはハードウェア関連のヘルプを参照してください。
日本情報 : http://www.adobe.com/jp/support/forums/
米国情報 : http://www.adobeforums.com/
関連ドキュメント (Related Records)
文書番号 231193 ライセンス認証時における問題のトラブルシューティング(Windows 版 Adobe Creative Suite 3)
文書番号 231162 インストール手順(Windows 版 Creative Suite 3 Design Edition)
文書番号 231166 インストール手順(Windows 版 Creative Suite 3 Web Edition)
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